中国の今年の映画興行収入は、9月15日正午の時点で290億元(約6700億円)を超えました。9月以降も映画市場の勢いは衰えず、すでに国内外の映画40本余りが9月の公開作品として決定しています。
9月に入り、「歓迎来龍餐館(邦題:龍飯店へようこそ)」など夏休み映画シーズンの人気作品が引き続き勢いを広げる一方、中小規模の作品や名作のリバイバル上映も相次いでいます。うち中国映画「燃焼吧!爸爸(英題:The Great Skull)」は、長年言い争いを続けてきた母と娘が、父親の突然の死をきっかけに、葬儀などの後始末のために旅を共にし、別れと向き合っていく姿を描いています。重い病気や葬儀を題材としながらも、重苦しさを前面に出すのではなく、ブラックユーモアを交えて別れや後悔を描き、都会の日常生活を感じさせる作品となっています。
中国各地では、「映画を見た後に市場を巡ろう」といった特色ある上映イベントや関連イベントが相次いで開催され、映画鑑賞への関心を高めるとともに、都市の文化・観光消費を活性化しています。山東省威海市では、消費促進イベント「映画を見ながら市場を巡ろう」の一環として、「国潮の山海、光と映像の異世界」をテーマにしたアニメ映画マーケットを開催しました。中国アニメや無形文化遺産を活用したクリエーティブ商品などの特色ある要素を融合し、多層的で没入感のある交流型の消費体験を提供しています。
山東省済南市では、映画・舞台鑑賞、交通・旅行、都市消費など多様なシーンを結びつけています。映画「八仙!(英題:All Wishes Come True)」の鑑賞券の半券を提示すると、仏教寺院の名刹、霊巌寺を無料で訪れることができるイベントなどを実施し、「映画プラス文化・観光」「鑑賞券プラス市民向け優遇サービス」を融合した取り組みにより、集客を図り、消費を促しています。(提供/CGTN Japanese)











