2026年9月17日、シンガポールメディア・聯合早報は、中国当局が習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪米に同行する企業幹部代表団に電気自動車(EV)大手・比亜迪(BYD)を加えることを検討していると報じた。

記事は米ブルームバーグが報じた消息筋の話として、中国当局が来週ワシントンで開催されるトランプ大統領との首脳会談に合わせ、訪米に同行する企業代表団の結成を検討しており、BYDの参加を視野に入れていると紹介。

蔡奇(ツァイ・チー)中央弁公庁主任をはじめとする高官が24日から予定される国事訪問に向けて中国財界の有力者名簿を審査しており、名簿はまだ最終決定に至っていないとの情報を伝えた。

その上で、米国が中国製EVに100%の関税を課して事実上市場から締め出しているほか、6月には中国人民解放軍との関連を理由に米国防総省がBYDをブラックリストに指定し、BYD側がこれに反発している状況に言及。BYD創業者の王伝福(ワン・チュワンフー)氏が訪米に同行した場合、米側から挑発的な采配と受け取られる可能性があるとの見方を紹介した。

さらに、訪米同行が検討されている複数の中国企業首脳が引き続き米国ビザの発給を待っている状態だとする香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道にも触れた。

記事はブルームバーグの過去の報道として、米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)もトランプ大統領主催の公式晩餐会に出席する見通しだと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ