中国メディアのIT之家は17日、中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が長期的に欧州に3つの完成車工場と1つのバッテリー工場の設立を計画していると伝えた。

米ブルームバーグの報道として伝えたところによると、欧州連合(EU)が域内製造に関するルールを段階的に導入する中、BYDはルールの要件を満たすとともにより多くの消費者を引き付けるため、欧州での現地生産能力の増強を図っているという。

元フィアット・クライスラー幹部で現BYD欧州顧問のアルフレド・アルタビラ氏はイタリアのトリノで16日、「この増強は明日の朝に実現できることではないが、EUのルールを順守しつつわれわれの売上目標を達成するため、最終的にそうすることになるだろう」と語った。

BYDは欧州の自動車メーカーやスペイン、フランス、イタリアなどの政府と稼働率の低い自動車工場の買収について協議を進めているという。

EUは中国製のバッテリー式電気自動車(BEV)に追加関税を課しており、中国などへの経済的依存を減らすための取り組みである「メード・イン・ヨーロッパ」提案もBYDに欧州へのより一層の投資を促す可能性がある。

BYDの海外売上高は今年上半期に初めて国内売上高を上回った。BYDはこの変化に対応するため、海外生産能力の増強と販売ネットワークの拡大を進めているという。(翻訳・編集/柳川)

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