2日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比83.54ポイント(2.03%)安の4028.90ポイントと4日ぶりに反落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
昨夜の米株市場でハイテク関連が急反落したほか、2日の日本や韓国で半導体関連が急落していることもマイナス材料だ。中国株マーケットの関連銘柄に売りが波及している。人工知能(AI)関連銘柄の過熱感が意識されたほか、巨額のAI投資を巡り、収益性の懸念も再燃した。指数は引けにかけて下げ幅を広げている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクの下げが目立つ。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)や半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)、計算資源レンタル事業主力の江蘇利通電子(603629/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が8.5%安、光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が7.9%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が7.8%安で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体設計の瀾起科技(688008/SH)が14.8%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は7.7%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
 発電や設備の電力株も安い。北京京能電力(600578/SH)が6.1%、大唐国際発電(601991/SH)が5.9%、楽山電力(600644/SH)が4.5%、東方電気(600875/SH)が3.4%、中国西電電気(601179/SH)が3.0%、特変電工(600089/SH)が1.9%ずつ下落した。軍需産業株、インフラ建設株、素材株、不動産株、保険・証券株、不動産株なども売られている。
 半面、医薬株はしっかり。
健康元薬業集団(600380/SH)と津薬達仁堂集団(600329/SH)がそろって2.0%、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が1.8%、上海医薬集団(601607/SH)が1.7%、康美薬業(600518/SH)が1.6%ずつ上昇した。銀行株、エネルギー株、消費株、自動車株も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.36ポイント(0.50%)安の270.85ポイント、深センB株指数が5.21ポイント(0.46%)安の1117.95ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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