「電気自動車安全要求」と「電気自動車用動力バッテリーの安全要求」という二つの強制国家標準が7月1日から正式に施行され、中国の新エネルギー車(NEV)市場はこれまでで最も厳しい安全標準の時代に足を踏み入れました。
新標準は、車両本体とバッテリーという二つの中核分野において抜本的な安全性の向上を図るものです。
動力用バッテリーの安全面では、熱暴走拡大(サーマルプロパゲーション)試験の標準が大幅に引き上げられました。これまでの「発火・爆発の5分前に警報」から、「発火しない・爆発しない・煙が乗員に危害を与えない」ことが求められるようになりました。さらに、新標準では底部衝撃試験や急速充電サイクル後の安全試験も新たに追加され、日常使用で頻発する「底打ち・擦り傷」や「長期の急速充電」といった問題点を正面から解決する内容となっています。
業界専門家は、新標準の施行により産業チェーン全体の技術革新が促され、高安全性材料の量産化や先端技術の産業化が進むと指摘しています。同時に、業界への参入障壁が大幅に引き上げられたことで、健全な業界の再編も加速する見込みです。技術蓄積が不十分な中小企業は段階的に市場から淘汰(とうた)され、トップ企業は技術的優位性を武器にシェアをさらに集中させることで、業界は「低価格競争」から「安全性・品質競争」へと質の高い発展を遂げるとみられています。(提供/CGTN Japanese)











