2026年7月2日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国北京市の超高層ビルに小型機が衝突した事故について、当局が個人的な動機によるものと認定したことを報じた。

記事は、6月26日に北京最高層ビルの中信大厦(中国尊)に小型固定翼機が衝突した事故について、北京市朝陽区当局が今月2日に発表した調査結果の内容を紹介している。

当局によると、機体は軽飛行機メーカー・山河科技のアローラSA60Lというプロペラ軽飛行機。操縦していたのは市内に住む66歳の男性で、有効な操縦免許を保持していた。

事故の発生状況については、男性が飛行場を離陸後に規定の区域を外れて通信が途絶え、ビルに衝突して死亡したとしている。

そして、調査の結果、男性が長期間の不眠や不安を抱え、日記に「人生を終わらせる」といった自殺願望を記していたことが判明し、事故を個人的理由による「公共の安全に危害を及ぼす事象」と認定したという。

記事は、当局が通知の中で衝突したビルの具体的な名称を明記せず、「軽飛行機が朝陽区東三環付近の高層建築に衝突した」という表現にとどめたことを指摘した。

また、この事故を受けて中国当局がレジャー目的の飛行を対象とした全国的な空域管制令を出し、関連するすべての飛行活動を禁止したことを伝えている。(編集・翻訳/川尻)

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