ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が13日(日本時間14日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われるオールスター前日恒例行事の囲み取材に応じた。

 前半戦最終カードで戦列復帰し、追加招集された。

「まず、けがをこう治して一生懸命一緒にやってくれた周りの人たちに感謝したいなと思ってます。こうやって戻ってこれたことはすごく嬉しいですけど、シーズンもまだ残りあるので、残り(シーズンで)けがをしないようにまた頑張りたいなと思います」。左膝のケアのため大谷が出場を辞退し、当地入りもしていないが「一緒に出たかったなっていう思いはあります。でも、大谷さんはいつまでも大谷さんなんで、あんまり気にしてないです」と話した。ホームランダービーに出場するが「光栄に思いました、すごく、嬉しかったです。ホームランダービーは、なんとか頑張れるように、1本でも多くホームラン打ちたいなと思います。バッティング練習のような同じスイングができればなと思います」と意気込んだ。

 村上は5月末に右太もも裏の肉離れで負傷者リスト(IL)入りしたが、10日(同11日)にサプライズ招集が発表された。ファン投票、選手間投票、MLB推薦では選出されなかったが、追加でオールスター出場が決まったのは衝撃の活躍があったからだろう。5月27日(同28日)にリーグ一番乗りで20号に到達。5月終了時までにルーキー(新人王資格を持つ選手)が20本塁打を放つのは史上初めてだった。今月10日(同11日)にメジャー復帰を果たし、今季はここまで60試合で打率2割3分2厘、20本塁打、42打点とチームの快進撃を支えてきた。

 ホームランダービーは「全然即決ではなかったです」と村上。「けがの具合もありましたし、ホームランダービーのルールが変更になってなかったら、もちろん出るようなことはなかったと思うんですけど、選手にも優しいようなルールになったので、そこで決めました」。今大会から時間制限がなくなってスイング数勝負になり、続けざまに全力スイングしてけがやスイングを崩すリスクが減った。日本人野手が1年目で球宴に選出されたのは01年イチローマリナーズ)、03年松井秀喜(ヤンキース)、08年福留孝介カブス)に続いて4人目で、内野手では初の快挙。さらに本塁打競争への参戦も決まっており、日本人選手では21年大谷翔平エンゼルス)以来2人目で、大谷は1回戦で敗退したが、村上には初の優勝の期待がかかる。

編集部おすすめ