◆第108回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽準決勝 白樺学園4―3帯広三条(18日・エスコンフィールド北海道)
北北海道の準決勝2試合が行われた。2年ぶりの夏の甲子園出場を目指す白樺学園は、帯広三条に4―3で勝利。
白樺学園が“十勝ダービー”を制し、決勝進出だ。9回は1点差に迫られ、なおも2死一、三塁のピンチを迎えたが、最後は主将の村端勇心投手(3年)が右飛に打ち取って試合終了。亀田直紀監督(39)は「打てないのは分かっていたので小技を使って、6回までに100球投げさせたいというのがあった。それだけはやろうと決めていたので、崩せたのかな」と振り返った。
春の地区代表決定戦でも対戦し、0―2で完封負け。7回4安打無失点と抑えられた相手エースに対し、小技で得点を重ねた。
2回無死一、三塁から7番・細口生翔三塁手(2年)のセーフティースクイズで先制に成功すると、6回無死二、三塁の好機では、第1打席で犠打を失敗していた8番・関口颯人捕手(3年)が「監督さんから3年生の意地を見せろと言われていた」と、バントの構えから地面すれすれの球を当てて追加点を奪取。さらに途中出場の9番・長尾烈(1年)がセーフティースクイズを決め、リードを広げた。
準決勝進出決定後、亀田監督は安藤の投球映像を3試合分確認した。春の全道でバント処理に苦戦していた点や三塁側に流れるフォームに着目し「エスコン(のマウンド)は傾斜があるので、さらに処理が難しくなる」と分析。指揮官の作戦通り、一塁側へのプッシュバントも2度成功させて好投手を攻略した。
南北分離後、3年連続の決勝進出は旭川竜谷(現旭川龍谷、1971~78年)、釧路江南(75~77年)に続き史上3校目(独自大会を除く)。甲子園につながる道大会では3季連続の決勝進出となり、関口は「最後の最後で悔しい思いをしてきたので、今年こそはやってやる」。覇権奪回へ。昨夏、秋と手にできなかった最後の1勝を手にしてみせる。(島山 知房)










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