◆明治安田J1リーグ▽第1節 横浜FM3―4鹿島(7日・MUFG国立)

 J1史上最多となる6万3960人が駆けつけた熱戦は、鹿島が1―3から3得点を奪い、大逆転勝利を収めた。FWレオセアラの2ゴールで追い上げ、FWチャヴリッチが同点&勝ち越し点をマークした。

 採点と寸評は以下の通り。

 鬼木達監督【7・0】サイドバックという概念をなくしてしまう狂気の采配で大逆転。視察した森保監督も「鬼木さんは本当にすごい」と感嘆のコメント

 GK早川友基【6・0】見せ場は少なめも、右手1本でかき出したシーンは後の逆転劇に直結

 DF広瀬陸斗【5・5】変に思い切らず、連係面が成熟していないことをわきまえたプレー。もう少し粘り腰はほしいところ

 DF植田直通【5・0】持ち場を離れて潰しきれないところからの失点は、百年構想リーグでも見られたもの。今後も他クラブは「植田を釣り出せ」を狙ってくるはず。個人としてもチームとしても改善点

 DF関川郁万【5・0】もっとアベレージを上げないと、安定感や安心感につながらない。どっしりと、どっかりと

 DF小川諒也【6・0】攻撃時のサポートが少なく孤立気味となったが、相手選手が触ろうにも触れない唯一無二のキックセンスで意地のアシスト

 MF三竿健斗【5・5】守備では要所を締めたが、特に前半は余裕がなく、リズムを生み出せなかった

 MFマテウスブエノ【6・0】最大値がとんでもない選手であることは証明。プレースタイル的に相手の狙い所になりやすい側面も。悪い方向に転びそうな時に、どう立ち振る舞えるか

 MFヤンマテウス【6・5】フィジカル面はまだまだかもしれないが、カタールで味わえなかったであろう大観衆の熱気にエンジン全開。シンプルに、ワクワクした

 MF吉田湊海【6・0】良さは随所に出ており、下を向く必要は全くない45分間。後ろと前線をうまくつないだ。彼がもっと高い位置で前を向く場面を作れるよう、チームとして形を整備したい

 FW鈴木優磨【6・5】ポスト経由でのアシスト&PK奪取シュートで2ゴールに絡む。

味方のシュートブロックと愛してやまない元同僚との痴話喧嘩はほどほどに

 FWレオセアラ【7・5】最前線に決定力の化身がいたらこその逆転劇。古巣からのゴールは恩返し弾などと言われるが、さすがに愛が深すぎやしないか。対マリノスは9戦11発に。MOM

 MF松村優太【7・5】後半開始時IN。2点目はアシストのアシスト、3点目はPK奪取のアシスト、4点目もアシストのアシスト。記録上は0ゴール0アシストだが、スゴ腕の演出家っぷりを発揮

 MF柴崎岳【7・0】後半22分IN。決勝点アシスト。1本のスルーパスで壮絶な打ち合いに終止符。役者が違うなと改めて

 MF林晴己【6・0】後半22分IN。汗をかけるアタッカーとして、途中からはギラつき型サイドバックとして奮闘

 FWチャヴリッチ【7・5】後半40分IN。PKは相変わらず絶品、最後の1対1もパスを匂わせてからの股下。テクニカルでファンタスティックなウマスギル圧巻2ゴールで国立を揺らす

 FW徳田誉【6・0】後半40分IN。

ゴールは幻に終わったが、鹿島のFWだなと思わせるプレーがいくつも見られた。徳を積んだ先にゴールあり。次こそは

 木村博之主審【7・0】今季のJはコレ、の基準を示した上でそれが最後までブレず。オープニングマッチにふさわしい素晴らしいレフェリング

 ※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)

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