1年前にオライリーがここまで成長すると予想できたか 一気に“...の画像はこちら >>

マンCで急成長したオライリー photo/Getty Images

左SBながら得点力も高い

今季のマンチェスター・シティで最も成長した選手と言っていいだろう。一気に評価を上げたのが21歳のMFニコ・オライリーだ。



マンCのアカデミーで成長してきたオライリーは、ユース年代では中盤を本職としてきた。しかしマンCにはワールドクラスの選手が揃っており、若いオライリーが中盤で定位置を確保するのは簡単ではない。

そこで見つけた新たな役割が左サイドバックだ。193cmとサイズがあるのも魅力で、指揮官ジョゼップ・グアルディオラの下でビルドアップの精度も向上。さらに得点センスを兼ね備えており、今季は左サイドバックをこなしながら9ゴールを記録。最大のハイライトはカラバオ杯・決勝のアーセナル戦でチームを優勝に導いた2ゴールだ。

この活躍から、オライリーは2026W杯を戦うイングランド代表に選出。イングランドではマンチェスター・ユナイテッドでプレイする先輩のルーク・ショー、ニューカッスルのルイス・ホール、アーセナルで攻撃型レフトバックとしてブレイクのきっかけを掴んでいたマイルズ・ルイス・スケリーらも左サイドバックの候補だったが、スケリーはアーセナルで出番が大幅に減少。上記3選手はW杯のメンバーから漏れていて、おそらく2026W杯ではオライリーが左サイドバック1番手となるだろう。

『GQ Magazine』はこの9ヶ月間で最も成長したイングランド人選手とオライリーのことを評している。今季開幕前の時点では、オライリーがイングランド代表の重要戦力になると予想するのは難しかったかもしれない。

オライリー自身もW杯へモチベーションを高めているようで、複数のポジションをこなせる特性を活かしたいと意気込む。


「W杯のことはずっと頭の片隅にあった。あそこで戦うのは夢の1つだし、叶えたいね。今季の個人的ハイライトは、カラバオ杯決勝でトロフィーを掲げたこと、代表デビュー、ベルナベウでゴールを決めたことかな。僕はつい最近アカデミーを卒業したばかりだから、100人くらいの前でプレイしていたところから9万人の前でプレイすることへの変化は本当に信じられないものだよ」

「様々なポジションでプレイできることは良い資質だと思っている。中盤、最前線、最終ラインをこなせることは大きな武器になっている。特に代表戦においては、誰かが怪我をした時などにユーティリティ性のある選手がいれば強みになると思う」

W杯でもオライリーが重要なゴールを決めるなんてシナリオもありそうで、左サイドバックの位置からゴールに絡んでくる攻撃センスは要注目だ。

編集部おすすめ