躍進に期待がかかるモロッコ代表 Photo/Getty Images
ブラジル代表戦前に会見
モロッコ代表を率いるモハメド・ワビが、ブラジル代表とのワールドカップ初戦を前に記者会見へ出席し、試合への意気込みを語った。『MARCA』が報じている。
ワビは現在のチーム状態について、「非常にポジティブな雰囲気がある。選手たちのコンディションや、これまで積み上げてきたものを信頼している。チームとして掲げてきた原則や価値観が形になり始めている」とコメント。直前のノルウェー代表戦を振り返りながら、「競争力のある状態で大会に入れる」と自信を示した。
一方で、負傷により欠場が決まったレアル・ベティス所属のFWアプデ・エザルズリとマルセイユ所属のDFナイフ・アゲルドについても言及。「非常に重要な選手たちだが、すでに解決策は見つけている。準備はできているし、我々のスタイルや原則を変えるつもりはない」と語った。
また、ブラジル戦では精神面の重要性も強調。
「ブラジルが相手だから特別というわけではない。どんな試合でも勝つためには強いメンタリティが必要だ。我々は自分たちの強みを信じなければならないし、ブラジルを恐れる必要はない。ただし、リスペクトは必要だ」
さらに近年のモロッコ代表の躍進についても触れ、「今やモロッコは国際大会に出場するだけでなく、優勝候補として見られる存在になった。
注目を集めたのは、ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティへのコメントだ。
「彼らにとっては監督交代で変化があるだろうが、我々にとってはそれほど関係ない。もちろん監督の能力はよく理解している。私は彼の本をすべて読んだ。だから彼の秘密は全部知っているかもしれないね(笑)」
そう冗談を交えながらも、アンチェロッティ就任後のブラジル代表を高く評価。「個々の能力だけでなく、チームとして何をすべきか理解している。ニューカッスル所属のMFブルーノ・ギマランイス、マンチェスター・ユナイテッド所属のMFカゼミロ、同じくマンチェスター・ユナイテッド所属のFWマテウス・クーニャといった選手は、あまり大きく取り上げられないが非常に重要な存在だ」と警戒感を示した。
ブラジル代表との大一番を前に、ワビは冷静さと自信をのぞかせている。前回大会でベスト4進出を果たしたモロッコ代表が、再び世界を驚かせることができるのか注目だ。

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