白星発進を決めたイングランド代表 photo/Getty Images
エースのケインが2ゴールの活躍
MATCH 22 グループL第1戦
2026年6月18日 5:00キックオフ(会場:ダラススタジアム)
イングランド 4-2 クロアチア
グループLも初戦からグループリーグ屈指の好カードが実現。優勝候補のひとつと目されるイングランド代表と、ロシア大会準優勝、カタール大会3位と近年のW杯で抜群の成績を残してきたクロアチア代表が相見えた。
注目すべきは、やはり両国の10番を背負うジュード・ベリンガムとルカ・モドリッチによる、中盤の新旧レアル・マドリード対決か。また、今季所属クラブのバイエルン・ミュンヘンで公式戦61ゴールを記録している怪物FWハリー・ケインを、ヨシュコ・グヴァルディオルらクロアチアのDF陣がいかにして抑えるのかも目が離せない。
イングランドボールでキックオフされた試合は、12分にさっそくスコアが動く。モドリッチがPA内でノニ・マドゥエケを倒してしまい、イングランドがPKをゲット。このキッカーをケインが務めると、一度はGKドミニク・リバコビッチにセーブされてしまう。しかし、VARにより少し早くゴールラインからGKの足が離れていることがわかり、やり直し。ケインはこの2度目のPKをしっかりと決め、イングランドが先制に成功した。
ややイングランドペースで時計の針は進んでいくが、クロアチアも反撃に出る。37分、ルカ・ヴシュコビッチが左サイドの敵陣内に入ったところでボールを奪い、マルティン・バトゥリナ、ペタル・スチッチとつなぐ。スチッチはPA内に入ったところで切り返し、後ろから走り込んできたバトゥリナへ落とした。このボールに対してバトゥリナがダイレクトで右足を振り抜くと、GKの手を弾きながら強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。
さらに前半の終盤にもスコアが激しく動く。42分に右CKをケインが合わせ、エースのこの日2点目のゴールでイングランドが勝ち越しに成功したかと思えば、ATにクロアチアもすぐさまやり返す。左サイドから内側へ絶妙なタイミングで斜めのランニングをしたイヴァン・ペリシッチに対して、マリオ・パシャリッチがふわりとしたボールをゴール前に入れる。このボールをペリシッチが頭で落とすと、ペタル・ムサが合わせて試合は再び振り出しに。2-2でハーフタイムを迎えた。
後半に入っても、なかなか落ち着きを見せないこの一戦。開始早々の47分、エリオット・アンダーソンの相手の背後を狙ったロングボールに、ベリンガムが反応。そのままドリブルで持ち込むと、やや角度がない位置ではあったが、狙い澄ましたシュートでネットを揺らした。
3度目の勝ち越しに成功し、その後も畳み掛けるイングランド。セットプレイなどから立て続けに決定機を迎えたが、クロアチアの息の根を止めるには至らず。なんとか1点差のまま耐えているクロアチアも、3バックから4バックへとシステムを変更することで、前への圧力を高めていく。
ブカヨ・サカなど、交代して入ってくる選手たちも豪華な陣容のイングランド。85分には、途中出場していたマーカス・ラッシュフォードがPA内で冷静な切り返しから追加点を決め、勝負あり。激しい撃ち合いとなったこの一戦は、ケインやベリンガムがゴールを記録するなど、決めるべき男がしっかり決めたイングランドがクロアチアを相手に4-2の勝利を収め、白星発進を決めた。
イングランドは次節、ガーナ代表と対戦し連勝を狙う。一方、連敗はできないクロアチアは、パナマ代表と対戦予定となっている。
[スコア]
イングランド 4-2 クロアチア
[得点者]
イングランド
ハーリー・ケイン(12:PK、42)
ジュード・ベリンガム(47)
マーカス・ラッシュフォード(85)
クロアチア
マルティン・バトゥリナ(36)
ペタル・ムサ(36)
[ポゼッション]
イングランド:49%
クロアチア:40%
中立:11%
[シュート数]
イングランド:21本
クロアチア:9本
[枠内シュート]
イングランド:11本
クロアチア:5本
[イエローカード]
なし
[レッドカード]
なし
イングランド
フォーメーション:[4-2-3-1]
監督:トーマス・トゥヘル
GK
ジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)
DF
リース・ジェイムズ(チェルシー)
エズリ・コンサ(アストン・ヴィラ)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
ニコ・オライリー(マンチェスター・シティ)
MF
エリオット・アンダーソン(ノッティンガム・フォレスト)
デクラン・ライス(アーセナル)
ノニ・マドゥエケ(アーセナル)
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)
FW
ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
交代出場
72分 デクラン・ライス→モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)
72分 アンソニー・ゴードン→マーカス・ラッシュフォード(バルセロナ)
72分 ノニ・マドゥエケ→ブカヨ・サカ(アーセナル)
79分 ジュード・ベリンガム→ジェド・スペンス(トッテナム)
79分 ジョン・ストーンズ→マーク・グエイ(マンチェスター・シティ)
クロアチア
フォーメーション:[3-4-2-1]
監督:ズラトコ・ダリッチ
GK
ドミニク・リバコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
DF
ヨシプ・シュタロ(アヤックス)
ルカ・ヴシュコビッチ(ハンブルガーSV)
ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)
MF
ヨシプ・スタニシッチ(バイエルン・ミュンヘン)
ルカ・モドリッチ(ACミラン)
マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
イヴァン・ペリシッチ(PSV)
ペタル・スチッチ(インテル)
マルティン・バトゥリナ(コモ)
FW
ペタル・ムサ(FCダラス)
交代出場
58分 ルカ・モドリッ→マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)
66分 ペタル・ムサ→イゴール・マタノビッチ(フライブルク)
66分 ルカ・ヴシュコビッチ→マルコ・パシャリッチ(オーランド・シティ)
78分 マリオ・パシャリッチ→アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
78分 マルティン・バトゥリナ→ニコラ・ブラシッチ(トリノ)
No.10が自ら決めた
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 17, 2026
ベリンガムが力強く決め切った!
イングランドがこの試合3度目の勝ち越し
#FIFAワールドカップ グループL
イングランド×クロアチア
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