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「わろてんか」くすり祭りと神社はドラマとは別物だった、なぜ主人公を京都の薬問屋の娘にした

2017年10月20日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第3週「一生笑わしたる」第16回 10月19日(木)放送より。 (16話レビュー)
脚本:吉田智子 演出: 本木一博

連続朝ドラレビュー 「わろてんか」はこんな話


京都の薬種問屋の長女・てん(葵わかな)は、子供の頃、地元のくすり祭りで、芸人・藤吉(松坂桃李)と出会い、心惹かれる。藤吉も、自分の芸にはじめて笑ってくれたてんのことを忘れられず、その後、8年もの間、
手紙を出し続ける。本当は全く活躍していないのだが、活躍しているふりをして。
8年後、偶然、くすり祭りで、ふたりは再会。さらに強く惹かれ合うが、てんには縁談が持ち上がっていて・・・。

実際の“くすり祭り”が11月2日に開催


てんと藤吉の最初の出会いも再会の場も同じくすり祭り。
運命の場所であり、祭りである、くすり神社とくすり祭りが、京都の実際のものとは大きくちがうことは、すでにSNSで情報通の方々が書いている。

「京都」「くすり神社」「くすり祭り」などのワードで検索すると、京都二条の「薬祖神祠」と「くすり祭り」に関する記事もでてくるが、実際、この目で見てみたかったので京都二条通りに向かった。

京都駅から烏丸線に乗り烏丸御池駅で降りると歩いて10分くらいのところにあるが、あえて、朝ドラ「あさが来た」(16年)のモデルになった広岡浅子の生家の一部だったとされている〈ルビノ京都〉という宿泊施設から歩いて行ってみた。
堀川通を(南へ)下がって丸太町通りを東へ入り、両替通りを下がって二条通りを東に入る。あらこんなところにこんなお店が・・・などと脇目もふらず一心不乱に歩いてだいたい15分くらい。建物と建物の間に鳥居が収まった「薬祖神祠」があった。
無人だけどライトアップされている(京のくすり祭り協議会に許可をいただき掲載しています)

この道が二条通り まっすぐいくと二条城がある かつてはこの通り沿いに薬問屋がたくさんあったが、いまは薬関連の店舗はあまりない

神社ではなく、無人の祠である。
中はガラス戸で閉ざされていて、中にはもうひとつ鳥居があるがその奥は神秘。手前には、ドラマ1話にもちらっと映ったヒポクラテスの頭像も飾ってあった。

向かって右となりの建物・二条薬業会館に「くすり祭り」が11月2日開催されると書いたちらしが貼ってあり、詳細を知りたかったが、会館は留守。
京都市役所、中京区役所に訪ねてもわからず、ネットでみつけた電話番号にかけてもFAXになってしまう。
左隣りのくすり屋・山村寿芳堂(寿は旧字)さんに聞いてみたが、山村さんが管理しているわけではないという。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 3

  • 匿名さん 通報

    父親が酒をザバザバ捨てる。てんが出された食べ物をそのまま残す。風太が饅頭を握り潰す。食べ物に対する敬意が感じられない人ばかり。そんな些細なことで登場人物をいまいち好きになれない…

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  • 匿名さん 通報

    ノンフィクションの話だけどドキュメントではないから、監督がどこまでこだわるかの性格の問題じゃないかな。あと予算

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  • バッカス 通報

    その通りだ。 丁寧に醸した酒をドバドバ 捨てるのは許しがたい。

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