女性の面倒発言「私可愛くないし~」の正しい切り返し方とは?

先日、女性向け匿名掲示板であるテーマが話題を呼びました。それは「『私可愛くないし~』に対する正しい答えとは」というもの。
自分のことを可愛くないと自称する女友達に、女はどう切り返すべきかという内容で、様々な議論を呼んでいました。

正直、女はときどき面倒なことを口走る生き物です。それは相手に否定して欲しいとか、肯定してほしいという希望がない場合もあります。女性本人もそれを言いたいわけじゃないのに、気づいたときには垂れ流してしまっているもの。それが女の面倒発言です。
男性からすれば「どうしてそんなことを言うのか……」と辟易してしうと思いますが、女がなぜこういった発言をするのか、本心を理解すれば正しい切り返し方はおのずと見えてきます。

今日はそんな女心と対処方法について考えます。


女が自分をブスという心理とは?


日本には謙遜という文化があります。そのため「自虐」という謙遜がパワーアップした行為が、大人の女性にはたびたび見受けられます。その際たるものが「私可愛くないし~」にはじまるビジュアル×自虐という、扱いにくい話題のコンボ発言だと思います。
他にも「私ってトシだし」とか「私最近太っちゃって」とかとか、完全に相手の反応を図るような発言です。実際当てはまらないと思うなら「そうは思わない」と否定すればいいだけですが、思っていなかったとしても、3割くらい当てはまる内容だったりするので、状況は複雑です。

対処の方向としては「肯定(ホント可愛くない)」「否定(そんなことない! 可愛いじゃん)」「流す(そっかー)」の3パターンでみなさん迷うようですが、相手から好意をもらいたいのなら、この場合「否定」の一択だと思います。

「そんなことない」と否定して「可愛い!」「若い!」「めちゃ痩せてるよ!」と勢いよく相手を褒めていい気分にさせて、ご自身の株を上げるのです(笑)。
ただ、多くの場合は対象の女性から好意が欲しいわけでもないと思うので、その場合はどうしたら良いのでしょう。

基本的に女性のこのような発言の裏にあるものは「不安」です。自分が見た目や年齢に不安を抱くから、ついその言葉を口に出してしまうのです。
その不安を打ち消してしまえば物事は解決するので、対処方法の1つは「否定」なのです。
「そんなことないよ! 可愛いよ」と真っ向から否定するのに抵抗がある場合は、話題の本質をずらしたり、流したりしていくと、スマートにことが運ぶ場合もあります。


さりげなく話題をずらして甘く対応する方法


真っ向から褒めたり否定したりするのは恥ずかしいもの。そう思う人に覚えてほしい切り返し方が、話題の本質をずらしていく方法です。

具体的には「私可愛くないし~」と発言する子に対しては、「じゃあどんな人が若いと思うの?」とか「どこが可愛くないと思うの?」と聞き返せばいいのです。
そして「(可愛いと思うのは)石原さとみが可愛い!」と帰ってきたら、「なるほど、石原さとみって可愛いよね」と本質がズレた部分にのみ答えて、会話を進めればいいのです。これが間接的に肯定して流す技術です。

また「どこが可愛くないの?」という質問で返した場合には、「目が小さい」とか細かい話が返ってくるはずです。
それなら「そうは思わない」と否定したり「そうかなー」と流したりすることも、難しくないのではないでしょうか。

なぜ本質が変わるとちゃんと答えられるのか。それは「顔が可愛いか」という判断基準が曖昧な質問から、「目が小さいか」という具体的な基準のある質問に話題が変わったので、否定も肯定もしやすくなったからです。
「私は可愛いと思うか?」という答えのない質問に対して、綺麗に曖昧にする。これができれば1番いいものの、多くの男性はできないでいます。実は、ご自身の中に「誠実でありたい」という素敵な心があるから、うまいこと女の面倒に対処できないのかもしれません。

心理学の世界では「あいまいにする」という行為には「周りと対立したくない」という平和主義な心理と、「実は常に逃げ道を用意している腹黒さ」という心理を抱く人が多いといわれています。
つまりあなた自身が無意識に誠実な人でありたいと思うからこそ、女性からの面倒発言に正しく答えようとして、まごまごするのかもしれません。

男も面倒、女も面倒。それが浮かび上がるのが、ビジュアルをテーマにした話題なのです。
ちなみに冒頭の匿名掲示板の中では「『本当、あんたは可愛くない!』って言ってやりたい」と真っ黒発言する女子多発(笑)。それくらい、女の心の中は実は汚れているので、男性ばかりが悩むのは、けっこう損かもしれませんよ!
(おおしまりえ)