◆明治安田J1百年構想リーグ▽第15節 千葉3―0FC東京(6日・味の素スタジアム)

 千葉がクリーンシートで連敗を脱出し、後半戦初勝利を飾った。前半6分にFWカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制すると、後半28分にはMF姫野誠が追加点、さらに同34分にはDF日高大が3点目を奪った。

 17歳の“ワンダーボーイ”が、チームに浮上の流れを呼び込むゴールを決めた。昨季のJ1昇格プレーオフ以来の得点を決めた姫野は「うれしいです。あんまり覚えていないんですけど、足が動いて相手より先に触れてよかった。早く点を取りたい気持ちが強かったので、その思いで勝手に体が動いた」と喜びに浸った。

 後半25分に投入されると、得点シーンではFW呉屋大翔のクロスにFW石川大地が頭で反応。石川のヘディングがポストに直撃し、跳ね返ってきたところを、日本代表DF長友佑都との競り合いを制した。長友との対戦には「ずっと日本代表にいてテレビで見てきた人。W杯も見てきたし、そこでやってきた人と1番近いところで戦えるのはうれしかった」と充実した表情を浮かべた。

 「自分としてはちょっとまずいと思っていた」と17歳とはいえ、アタッカーとして点が取れない日々には責任を感じていたという。チームとしても結果が出ず、苦しい状況が続いていたが「落ち込んでる暇はない。こういう時だからこそ明るくやろうと。みんなで話し合って、活気もってやってきた結果、いいパフォーマンスを出せた。

練習からのチーム全員の雰囲気が試合に出ている」と前を向き続けた。

 「今日は立ち上がりから90分間ジェフのサッカーをやり続けられたのは自信になった。(個人としても)もって点を取りたい」と姫野。“ワンダーボーイ”が再びチームにきっかけを呼び込み、浮上の起爆剤となる。(綾部 健真)

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