6月の北中米W杯で、日本史上歴代最多となる5度目のメンバー入りを目指すFC東京のDF長友佑都(39)が、ホームの千葉戦で、3月14日に受傷した右ハムストリング肉離れによる離脱から53日ぶりに復帰した。試合は0―3で敗れたが、長友は後半25分から9試合ぶりにピッチに立ち、はつらつとプレー。

15日のW杯メンバー発表前、最後の試合となる10日・東京V戦(味スタ)を森保一監督(57)が視察する可能性があることも判明。“最終チェック”を経て、滑り込みなるかが注目される。

 長友のリーグ戦復帰は日本代表にとって朗報だ。かつては2002年日韓大会のFW中山雅史、DF秋田豊、10年南ア大会はGK川口能活、22年カタール大会はGK川島永嗣といったベテランがW杯で精神的支柱としてチームを支え、まとまりが強くなり好結果が生まれた。

 今年3月の負傷前まで代表に継続的に呼ばれた。森保監督からの信頼度を見れば、欠かせないメンバーとも言えるだろう。左ウィングバック(WB)では中村敬斗、前田大然に次ぐ3番手とみられるが、右WBや、昨年9月の米国戦で試された3バックの左に入ることもできる。

 自身4度目のW杯となった前回22年カタール大会決勝戦(アルゼンチン―フランス)を見て、「ここを目指さない理由はない」と強い決意を持って3年半、第一線で走り続けた。森保監督はこの日、「Jリーグの選手は(チームで)レギュラーというところが必要」と言及。メンバー発表前最後の10日・東京V戦で先発し、納得させるパフォーマンスを発揮できるのか。最後に高く設定されたハードルが待っている。(サッカー担当キャップ・岩原 正幸)

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