北中米W杯(日本時間6月12日開幕)の日本代表メンバー発表会見が、15日に行われる。スポーツ報知では、第2次森保ジャパンを取材してきた6人の記者が、独自の視点から26人を選出。

「メンバー予想」ではなく「自分が監督だったら・・・」の視点で選んだ26人となる。第6回は綾部健真記者。

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 テーマは「安定性」。4年間の森保ジャパン招集の中で安定したパフォーマンスを出し続け、計算が立ちやすい選手を選んだ。全11ポジションに2人ずつを選出(GKは3人)した23人に、センターバック、ボランチ、FWに1人ずつを加えた26人とした。

▼【GK】(3人)鈴木彩艶、大迫敬介、早川友基

 鉄板。アクシデントが起きない限り変更の必要なし。

 誰かが離脱した場合は【谷晃生】(ACLEで活躍、下記2人に比べて代表での経験豊富)【小久保玲央ブライアン】【野沢大志ブランドン】の順に選出したい。

▼【DF】(7人)渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝、瀬古歩夢、鈴木淳之介、冨安健洋、菅原由勢

 【渡辺】【谷口】【伊藤】を軸として、本職センターバックを6人選んだ。直近のA代表選出が昨年7月の東アジア選手権のみとなっている【植田直通】は、親善試合・イングランド戦で相手の高さに悩まされたことからリード時のはね返し役として選びたかったが、DF8人は過剰と考え、やむを得ず選外とした。また昨年から代表招集が続いている【安藤智哉】についても、7人に比べて実力、信頼感ともにこれからの選手とし、総合的な判断で外した。左センターバック、左ウィングで起用が想定される【長友佑都】は、鈴木淳の台頭や、前田大然の存在を機に出番が限られてしまうことから選外とした。

▼【MF】(ボランチ5人)鎌田大地佐野海舟、田中碧、遠藤航、守田英正、(ウィング、シャドー8人)堂安律、伊東純也、中村敬斗、三笘薫、久保建英南野拓実、町野修斗、前田大然

 ボランチでは左足首の靱帯(じんたい)を負傷し、人工靱帯を入れる決断をした【遠藤】は、たとえけが明けであっても、出場10分間でも力を発揮できることを考えると、外すべきではない。基本は【鎌田】【佐野海】を軸とし、誰と組んでも力を発揮できる【守田】は入れたい存在だ。ウィング、シャドーでは、シャドーを中心にトップでもプレーできる器用なアタッカー、【鈴木唯人】を選出したかったが鎖骨の骨折で断念。森保政権後、主力として活躍してきたが、昨年12月に左膝前十字靱帯を断裂した【南野】は間に合うとみて選んだ。回復に懸けたい。前回大会では浅野拓磨、板倉が負傷中ながら選出。だが、本大会では浅野がドイツ戦で決勝ゴール、板倉はDFの要として出場し続けた。

▼【FW】(3人)上田綺世、小川航基、塩貝健人

 【上田】を軸に、直近の所属クラブでの出場は減っているが、ポストプレーや守備面で同じ役割ができる【小川】は必要と考えた。また、【塩貝】はスコットランド戦で上田と2トップを組み、A代表初出場ながらアシストを記録。直近は所属クラブでのプレータイムが減っているが、ゴールへの高い嗅覚に可能性を感じ、“ワンダーボーイ枠”として選出した。

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 各ポジションに軸を定めた上で、期待枠の塩貝を除き、控え選手含めて3―4―2―1を軸とした森保ジャパンの戦術に適合している26人となった。

 (綾部 健真)

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