◆明治安田J2・J3百年構想リーグ東地区B▽第15節 札幌2―0長野(6日・大和ハウスプレミストドーム)
J2北海道コンサドーレ札幌はホームでJ3長野を2-0で下した。2戦連続での先発の大幅入れ替えが奏功し、2試合連続の完封勝利を飾った。
長野戦は、前節2日のアウェー・岐阜戦(3〇0)からFW大森を除き、先発10人を入れ替えた。序盤から主導権を握ると、前半40分、岐阜戦ではメンバー外だったDF高尾瑠(29)のクロスを、岐阜戦ではベンチ入りこそするも不出場だったMF荒野拓馬(33)が頭で合わせて先制。開幕から13戦連続でフル出場していた高尾は「ずっと出ていたので。前回1試合休めて、体の状態はやっぱり違った」とリフレッシュ効果を口にした。
後半39分に追加点を挙げたFWバカヨコ(30)も岐阜戦ではメンバー外だった1人。15日間で5試合を戦う過密日程の中、移動や疲労を考慮した巧みなタクトで3、4戦目を無失点で制した川井健太監督(44)は「ずっと言っている通り、全員が戦力として考えているし、これからもそうやっていく。チームの全員が戦力だと信じてやってくれていることが一番の収穫」と、方針が結果につながっていることを喜んだ。
競争力も、より養われてきている。高尾と同じく開幕からフル出場を続け、岐阜戦を欠場したDF家泉怜依(26)は「前の試合で同じセンターバック(CB)の2人(浦上と梅津)が良いプレーをして0に抑えていた。ポジションを取られるかもしれないと感じてたので。絶対に0で抑えたかった」と完封勝利に胸を張った。ピッチを離れて試合を外から見たことで「頭がクリアになって、今日は以前より考えてできた」と振り返った。
9日のホーム・大宮戦に誰が起用されるかは当然、分からない。家泉は「今は競争がすごくあるので。危機感を感じながら、アピールして結果を出していかないと」と皆の思いを代弁した。おのおのがライバルの存在を刺激とし、より良い試合を見せるための材料としていく。

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