
まずはグミの定番商品、熊の形のかわいらしい商品「ゴールドベア」から。食感は日本のグミより固めで、噛み応えあり。味はフルーツ系でおいしく、色も控えめの着色。これは日本人も好きなはず!
さてお次は欧米にありがちな原色系の登場! しかもこの形、なんとタコ。商品名もそのまま「オクトパス」。ちゃんと足も8本。しかし、なぜこの色なのか。
まだいきます。お次は「何じゃコレ」系。グミとは思えないこの形、「スパゲティ サワーコーラ」。細長い麺に、白い粉がまぶしてある。一見、酢昆布のようにも見えた。なぜスパゲッティ型でコーラ味? そしてこの白い粉は? さまざまな疑問はさておき、さっそく試食。グミ特有のぷにぷに感はなく、固くて意外な感じ。
では最後に究極の一品を。黒いぐるぐる状の「シュネッケン」、ドイツ語でカタツムリという意味らしい。そして、味は「ラクリッツ」という甘草(かんぞう)植物の木の根より抽出した、という超恐ろしい説明書き。「ヨーロッパでは昔から親しまれている」らしいが、本当か? 本当なのか??
これは勇気を持って立ち向かうしかない! 決意してぐるぐるを少しずつ伸ばしながら試食! ……あとは皆さんのご想像にお任せ。かなり個性的で衝撃的な味だったことだけはお伝えしておこう。 漢方好きな人なら何とかなる……かな。
今回紹介した商品はどれもドイツ製。「グミ」はドイツ語でゴムを意味する「gummi」に由来する。
恐ろしくもすばらしい海外グミの世界、勇気を持って体験してみる価値はアリですよ。
(さくら)