
民家の間を抜けるスリル満点のコースターなどは有名だけど、意外と知られていない、2000年から登場した「バカ物館」もなかなかイカしてます(写真は展示物の「一寸法師のお椀」)。
「このあいだ、ワシが花やしきに行ったとき、コスプレの人だらけでさあ。たまたまそういう日なのかと思ったら、娘が『学校で来たときも、こういう人たちがいっぱいいて、一緒に写真撮らせてもらったよ』って言うんだよ」
そんな話を、イラストレーターのアサミカヨコさん(角川学芸WEBマガジン『二足のわらじの三度笠 パート旅がらす』連載中)から聞いた。
私自身、あのおふざけな空気が好きで、ときどき遊びに行くのだが、コスプレなんて一度も見たことなかったぞ。
花やしきよ、いつの間にそんなことに!?
アサミさんいわく「コスプレ用のカツラ売ってる店まであって、本格的なんだよ」と。
もしかして、コスプレ好きの方々をターゲットに、本格的に商売し始めたということか。でも、公式HPを見ても、コスプレの「コ」の字も書いてないけど……。
そこで、ある休日、実際にその「コスプレの賑わいっぷり」を見るべく、足を運んでみたのだが、はっきりいって一人もコスプレさん、いませんでした。そして、カツラ屋さんもありませんでした。ガセですか? 終了―?
というわけにも行かず、受付のお姉さんに聞いてみると、
「ああ、それは花やしき主催ではないので、いつやってるのかなど、詳細はわかりかねます……。インターネットでお調べいただくと良いかと思います」
というではないか。どういうこと?
さらに、後日、浅草花やしき広報にも問い合わせてみると、こんな説明があった。
「コスプレイベントは、月1回ぐらい行われています。これは花やしきがやっているわけではなく、別の業者が入っているもので、だいぶ前からやっていたんですが、最近は主催するところが増え、月1回ぐらいのペースに増えているんですよ」
いつの間にか、コスプレの人たちの間では有名になっているらしいのだが、なぜ「花やしき」が選ばれたのでしょう?
「『サクラ大戦』に花やしきが出ていたことなどもあるかもしれません。『カツラ屋さん』なども、イベント業者が用意しているんですよ」
花やしきとしては、コスプレの方々をターゲットに商売を始めたわけではなく、自然発生的に「コスプレ名所」になってきただけということらしい。
不思議な経緯で生まれた「コスプレ名所」は、いつイベントがあるのかもHPではわからないが、偶然行った日がコスプレの日だったら、ちょっと「当たり」な気分になりそうです。
(田幸和歌子)
そんな話を、イラストレーターのアサミカヨコさん(角川学芸WEBマガジン『二足のわらじの三度笠 パート旅がらす』連載中)から聞いた。
私自身、あのおふざけな空気が好きで、ときどき遊びに行くのだが、コスプレなんて一度も見たことなかったぞ。
花やしきよ、いつの間にそんなことに!?
アサミさんいわく「コスプレ用のカツラ売ってる店まであって、本格的なんだよ」と。
もしかして、コスプレ好きの方々をターゲットに、本格的に商売し始めたということか。でも、公式HPを見ても、コスプレの「コ」の字も書いてないけど……。
そこで、ある休日、実際にその「コスプレの賑わいっぷり」を見るべく、足を運んでみたのだが、はっきりいって一人もコスプレさん、いませんでした。そして、カツラ屋さんもありませんでした。ガセですか? 終了―?
というわけにも行かず、受付のお姉さんに聞いてみると、
「ああ、それは花やしき主催ではないので、いつやってるのかなど、詳細はわかりかねます……。インターネットでお調べいただくと良いかと思います」
というではないか。どういうこと?
さらに、後日、浅草花やしき広報にも問い合わせてみると、こんな説明があった。
「コスプレイベントは、月1回ぐらい行われています。これは花やしきがやっているわけではなく、別の業者が入っているもので、だいぶ前からやっていたんですが、最近は主催するところが増え、月1回ぐらいのペースに増えているんですよ」
いつの間にか、コスプレの人たちの間では有名になっているらしいのだが、なぜ「花やしき」が選ばれたのでしょう?
「『サクラ大戦』に花やしきが出ていたことなどもあるかもしれません。『カツラ屋さん』なども、イベント業者が用意しているんですよ」
花やしきとしては、コスプレの方々をターゲットに商売を始めたわけではなく、自然発生的に「コスプレ名所」になってきただけということらしい。
不思議な経緯で生まれた「コスプレ名所」は、いつイベントがあるのかもHPではわからないが、偶然行った日がコスプレの日だったら、ちょっと「当たり」な気分になりそうです。
(田幸和歌子)
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