コンビニエンスストア大手のローソンが4月11日に発表した2024年2月期の連結決算は、純利益が前の期比76%増の521億円となり、10期ぶりに過去最高を更新した。

海外コンビニ事業の損益は、前の期の約50億円の赤字から25億円の黒字に回復した。

海外店舗数は7344店舗まで増加した。

海外事業の主力、中国コンビニ事業では、フランチャイズ契約による出店を進めると同時に、地方市場への進出を加速した。店舗数は前の期の5620店から6288店に増加。損益は43億7200万円の赤字から23億5900万円の黒字に転換した。

「中国に1万店」目指すローソン、北部や地方進出を加速 山東省済南市に1号店

ローソンは、KDDIによるTOB(株式公開買い付け)で上場廃止となる見込みのため、25年2月期の業績予想は公表しなかった。

(36Kr Japan編集部)