
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月9日放送)に数量政策学者で内閣官房参与の高橋洋一が出演。NTTドコモの携帯料金の値下げに続いて格安スマホ会社も新たなプランを発表したニュースから「Eテレ売却論」の真相について解説した。
嘉悦大の高橋洋一教授=2017年7月7日午前、東京都千代田区 写真提供:産経新聞社
携帯料金値下げ
武田総務大臣は12月8日、NTTドコモに続いて格安スマホ会社も新たなプランを発表したことについて、「公正な競争を通じて利用者に安くなった実感が伝わることが重要だ」と話した。携帯料金値下げについて競争が活発になることに期待感を示している。
飯田)ドコモが新しい料金プランを発表して、格安スマホが追随しました。
高橋)最初に菅内閣が「携帯料金の値下げをする」としたときに、「みんなできるのか」と言っていました。菅さんはできる話を言っただけだと思います。3社のうち1社だけやらせれば、追随するでしょう。
飯田)キャリアであるソフトバンクとauがどう出るかですね。
高橋)追随しなかったら大変でしょう。
飯田)お客さんが逃げますよね。
高橋)こういうのはいちばん大きいところに収束します。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」
携帯電話のための電波の帯域が限界に
飯田)携帯のキャリアの競争の一方で、電波を持っているのは、基本は4社プラス楽天モバイルです。その他は仮想通信網という形で、他社の電波を借りてやります。この帯域が限界に来ていると言われています。