米沢市街から南に15kmほど、標高約850mの吾妻連峰中腹に位置する白布(しらぶ)温泉は、大樽川の渓谷清流と深い山々に囲まれた「仙境の湯治場」です。

鎌倉末期の開湯以来、約700年もの歴史を誇り、江戸時代には米沢藩士の隠し湯的な保養地として重宝されていました。
蔵王温泉、吾妻高湯温泉とともに「奥州三高湯」のひとつにも数えられる名湯で、泉質は豊かな自然湧出の硫黄泉(含硫黄・カルシウム-硫酸塩温泉)です。
温泉街には、江戸時代や室町時代から続く老舗旅館や、昔懐かしい茅葺き屋根の建物が重厚な姿を残しており、古き良き湯治場の素朴さと郷愁を誘う風情が今なお漂っています。

温泉街に沿って流れる渓谷には、落差約50mの迫力ある名瀑「白布大滝」があり、夜間はサーチライトによるライトアップが行われ、神秘的な空間も楽しめます。

■「白布温泉」周辺には何がある?
白布温泉の周辺は、豊かな大自然とアウトドアスポーツを満喫できるスポットが目白押しです。温泉街のすぐ近くにある「天元台高原」は、標高1300mに位置する絶景の高原地帯で、晴れた日には素晴らしい眺望が広がります。

さらにその上、2000m級の山々に囲まれた「天元台高原スキー場」や西吾妻山は、冬のウィンタースポーツはもちろん、グリーンシーズンにはトレッキングや登山の拠点として多くの観光客でにぎわいます。

また、米沢市の名湯白布温泉と裏磐梯(うらばんだい)を結ぶ山岳観光道路「西吾妻スカイバレー」は、絶景のドライブコースとして知られており、四季折々の美しい山の表情を車窓から楽しむことができます。

この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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