「貯金300万円」と聞いて、遠い目標に感じる方もいるかもしれません。実際、年代や世帯によって差はありますが、1つの目安として意識してもよい金額です。


とはいえ、一般的に貯金初心者が目指す「100万円」に比べれば3倍。成功させるには、無理なく積み上げられる「仕組み」をつくることです。今回は、貯金300万円を目指すため、ゆうちょ銀行の「自動積立定期貯金」の特長を整理します。

■300万円を基準に見た年代別の位置付け
まずは、金融経済教育推進機構の「家計の金融行動に関する世論調査2025年」で、今回、目標とする貯金300万円が年代ごとにどのくらいの割合なのか見てみましょう。

この調査の金融資産には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険などが含まれています。また、日常的な出し入れ・引き落としに使用される普通預金の残高は含まれていません。

▼単身世帯の年代別金融資産保有割合(金融資産非保有)
貯金300万円を目指したい人へ。ゆうちょ銀行の「自動積立定期貯金」で確実に!
家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯)2025年をもとに筆者作成

このデータから見ると、「貯金300万円」の位置付けは年代によって大きく異なります。

20代・30代では、300万円未満の割合が約7~8割を占めており、300万円を達成していればしっかり貯めている水準といえます。40代・50代でも同様に、まだ6割が300万円未満であるため、1つの到達目標として現実的かつ価値のあるラインです。

一方で、60代になると300万円以上の割合が約5割となり、「平均的な水準」に近づき、70代になるとさらに増えます。300万円では少ないと感じる水準になっていきます。

▼二人以上世帯の年代別金融資産保有割合(金融資産非保有)
貯金300万円を目指したい人へ。ゆうちょ銀行の「自動積立定期貯金」で確実に!
家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯) 2025年をもとに筆者作成

二人以上世帯でも、「貯金300万円」の位置付けは年代によって大きく変わります。


20代・30代では、300万円未満の割合が約5~6割を占め、300万円を達成していれば比較的しっかり貯めている水準といえます。40代になると、この割合がやや減りますが、約4割が300万円未満であるため、1つの到達目標として現実的なラインです。

50代になると、300万円以上の割合が増え始めます。さらに、60代・70代では、400万円以上の割合が7割以上を占めており、300万円未満の割合は約2割まで下がります。

単身世帯、二人以上世帯どちらの場合も、300万円は若い世代では「しっかり貯めている金額」、年代が上がるにつれて「通過点」としての意味合いが強くなってくる金額といえます。

■ゆうちょ銀行の「自動積立定期貯金」で300万円を貯めるには?
300万円は年代によって「安心ライン」として意識されやすい金額。より早い時期にこの水準を達成できると、家計の安定感が高まります。

そこで活用したいのが、ゆうちょ銀行の「自動積立定期貯金」です。ここでは、その特長を3つに整理してみましょう。

▼特長1:「先取り貯金」が完全に自動化できる貯金上手な人が実践しているのが、使う前に貯める「先取り貯金」です。給料が入ったタイミングで自動的に積立へ回る仕組みをつくることで、無理なく貯金を続けやすくなります。

▼特長2:1000円からスタートできる気軽さ積立額は1000円単位で設定可能です。
「いきなり大きな金額は難しい」という方でも、少額から始めて少しずつ積み上げていくことができます。

▼特長3:3年以上の預入で「半年複利」の雪だるま効果現在の定期貯金の預入期間は3カ月、6カ月、1年、2年、3年、4年、5年までですが、2026年5月18日から新たに「10年」が追加されます。

利息の計算方法は、預入期間が3年未満は「単利」(元本にのみ利息がつく)です。3年以上になると「半年複利」が適用されます。半年複利とは、半年ごとに受け取った利息が元本に組み込まれ、次の利息計算の対象になる仕組みです。預ける期間が長いほど、「雪だるま式」にお金が増えていきます。

■300万円を貯める目標設定
300万円という目標も、「いつか」ではなく具体的な期間に分けて考えることが大切です。例えば、5年であれば毎月5万円、10年なら毎月2万5000円が目安になります。

このように数字を分解して、「これなら続けられそう」と思える水準に落とし込むことで、現実的な目標になります。

貯金は気合だけで続けるものではありません。仕組みを整えて、自然と続く環境をつくることがポイントです。まずは無理のない金額から始めて、少しずつ積み上げていきましょう。


参照:10年定期貯金の取り扱い開始および「10年定期貯金新登場記念キャンペーンの実施」について-ゆうちょ銀行

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。
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