『ルパン三世 カリオストロの城』は、1979年に公開されたアニメ『ルパン三世』の劇場用長編第2弾。
ある国営カジノから五十億の札束をまんまと盗み出したルパンと次元だが、それはゴート札と呼ばれる偽札だった。そこでルパンは、ゴート札が発行されたカリオストロ公国を次のターゲットに決める。
ルパン達が公国の自然を楽しんでいると、二台の車が猛スピードで過ぎ去っていった。なぜかウエディング姿の少女が武装した男達に追われていたのだ。当然ながらルパンは少女の側につき、少女を救うのに成功。しかし、わずかの隙に少女を奪われてしまう。その少女が忘れていった指輪を見て、ルパンは次元に、この公国で盗みを失敗したことがあるといった。そしてルパン達は、その少女・クラリスがカリオストロ伯爵との婚礼が近いことを知るのだった。
今回発表された4D版では、TV放送などを通して親しまれている本作を、通常のシアターにはない特殊効果や映画の持つ臨場感があいまった“究極の映像”として体感可能だ。
お馴染みの“カーチェイスシーン”をはじめ、迫力の増した“「カゲ」との戦闘シーン”や、緊張が倍増する“用水路からの侵入シーン”、そして4Dの魅力が存分に詰まった“屋根を大ジャンプシーン”、“時計塔での激闘シーン”といった、新たな楽しみ方を探してみてはいかがだろうか。