FTTH回線はNTT東西が6割超、固定ブロードバンド市場は2025年度まで拡大へ

FTTH回線はNTT東西が6割超、固定ブロードバンド市場は2025年度まで拡大へ
光回線はNTT東西がシェア6割超、プロバイダはOCNが首位もソフトバンクが迫る
 MM総研は、2019年度通期(2019年4月~2020年3月)のブロードバンド回線事業者の加入件数を調査した。

 調査によれば、NTTの光回線(フレッツ光およびコラボ光)は堅調に増加し、3月末の東西合計の契約数が2165.8万件となっている。19年度の純増は前年度を上回り、FTTH市場における同社のシェアが合わせて65.5%と、19年3月末から約1ポイント減少した。
 コラボ光の23月末の総契約数は1388.8万件。FTTH市場全体に占める割合が42.0%、NTTの光回線に占める割合が64.1%で、契約数のシェアではNTTドコモが首位を維持している。NTTドコモは、スマートフォンとのセット提案によってシェアを継続的に拡大し、NTTドコモとソフトバンクを合わせた携帯2キャリアのシェアが、依然として7割超を占める。
 アルテリア・ネットワークスは、年間9.6%の伸びと好調に推移し、3月末に58.1万件となった。主力の「UCOM光レジデンス」によって、分譲・賃貸ともに集合住宅向け全戸一括型の導入が進み、マンション管理組合向けの支援サービスや賃貸向けサービスの拡充で、引き続き積極的に顧客を獲得する。法人向けとしては、「ARTERIA光」の新規エリア展開や、高速化ニーズ対応などで成長を目指す。
 KDDIグループの「auひかり」「コミュファ光」、オプテージの「eo光」など、10Gbpsサービスが先行して提供される中で、4月にNTT東西および一部の光コラボ事業者が10Gbpsサービスの提供を開始した。また、ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO 光」が夏以降に20Gbpsサービスの提供を開始するなど、FTTH市場では超高速化対応が徐々に広がっている。

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