カカクコムが運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ」は6月12日、食べログユーザーから高い評価を集めた「食べログ フレンチ 百名店 2023」を発表した。今回もTOKYO・EAST・WESTの3エリアに分けて各100店を選出している。


「食べログ 百名店」はジャンルごとに高い評価を集めた100店を発表するグルメアワード。「フレンチ 百名店」は今回で2回目の発表となる。

エリア別に選出店の多かった市区町村・道府県を見ると、「TOKYO」では港区が34店、渋谷区が26店、中央区が17店。「EAST」では愛知県が30店、神奈川県が17店、北海道が15店と続き、「WEST」では、大阪府33店、福岡県14店、京都府が12店となった。

初選出されたお店の数は、「WEST」からは52店。中でも目を引くのは、「薪の音」(富山県)や「オーベルジュ・ドゥ・オオイシ」(香川県)、「ロルキデ ブランシュ」(福岡県)、「オーベルジュあかだま」(長崎県)など宿泊施設も備えるオーベルジュのお店が多く選出されたこと。


また、廻船問屋の築100年の蔵を改装した「カーヴ ユノキ」(富山県)や、ドーム型屋内にあるぶどう棚の真下で食事ができる「レストランぶどうの森 レ・トネル」(石川県)など、空間も楽しめるお店も。さらに今回は、「okas」(鹿児島県・屋久島)や「Grand Bleu Gamin」(沖縄県・宮古島)、「星のや竹富島 ダイニング」(沖縄県・竹富島)など、離島から選ばれているのも特徴となっている。

「TOKYO」からは、港区7店、渋谷区6店、中央区5店の計27店がの初選出。「The Tabelog Award 2023」Silver, Best New Entry同時受賞の「SEZANNE」や、五感全てで記憶になるよう大切なハレの日を演出する「unis」、伝統あるフレンチに現代風アレンジを加えた料理を提供する「ドミニク・ブシェ トーキョー」なども選出されている。

「EAST」の初選出店は50店。愛知県からは、地球環境保護のため持続可能な開発目標に積極的に取り組む「Maison DIA Mizuguchi」や、地元・東三河の野菜をふんだんに使用する「aru」など12店が登場。
神奈川県からは葉山の老舗フレンチ「レストラン ラ・マーレ」を含む7店、北海道からは、唯一道東エリアの中標津町から選ばれた「フェネトレ」など6店が初選出となった。

※移転やリニューアルの場合も初選出としている。