「Watches and Wonders Geneva 2026」にて、カルティエ「ロードスター」の復刻が発表された。これを受けてChrono24は、高級時計二次流通市場を分析。
ロードスターは2001年に登場したカルティエのスポーツウォッチコレクションで、スポーツカーを思わせる流線形のケースデザインなどを特徴としていた。一方で近年のカルティエは、「タンク」「サントス」「トーチュ」など過去の代表コレクションを再解釈した新作展開を続けており、今回の「Watches and Wonders Geneva 2026」でのロードスター復活も、その流れの中で注目を集めた。
分析は、Chrono24マーケットプレイス上での購入問い合わせ件数と出品数をもとに実施。各変化率は2025年平均値を基準として算出した。
カルティエ「ロードスター」(Ref.W62025V3)は、2012年の生産終了以来初となる復活モデルが「Watches and Wonders Geneva 2026」で発表されたことで、中古市場にも大きな影響を与えた。
Chrono24によると、オリジナルモデルに対する購入問い合わせ件数は10倍以上に増加。復活モデルの登場によって、旧モデルへの関心も高まったという。
一方、出品数には大きな変化は見られなかった。Chrono24は、新作発表を受けて既存オーナーが売却を控え、今後の価格上昇を見込んで保有を続けている可能性があると分析している。
今回の動きについてChrono24は、新作発表が中古市場全体の注目度を押し上げる「ハロー効果」が発生したケースだと説明。単なる新作需要にとどまらず、過去モデルの評価やブランドイメージの再評価にもつながっているとしている。
Chrono24ブランドエンゲージメント部門責任者のバラシュ・フェレンツィ氏は、「ロードスターのカムバックによって、オリジナルモデルの評価やイメージそのものに変化が生まれている」とコメント。「新作にはない価格面の優位性もあり、コレクターの関心を集めている」と分析した。











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