井上と中谷は揃って筋骨隆々の身体を披露した井上と中谷(C)CoCoKARAnext

 決戦に向けた準備は万端だ。

【動画】繰り出されるボディショット!井上尚弥の“音”に着目

 5月1日にボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦(5月2日/東京ドーム)に向けた事前公式計量が行われ、王者・井上尚弥(大橋)がリミットちょうどとなる55.3キロ、WBA&WBC&WBOスーパーバンタム級1位の中谷潤人(M・T)が55.1キロで、それぞれ一発パス。

無事に試合開催の流れに至った。

 抜かりなど微塵もない。バキバキに鍛え上げられた肉体を披露した井上と中谷は、計りの上に乗ると、互いに余裕のクリア。計量を終えると、刹那的に安どの表情を見せたのが印象的だった。

 筋骨隆々の上半身を見せつけるよう計量を終えた両雄だが、事前計量時点で、互いを挑発するような振る舞いは一切見せず。「自分がしっかりと勝つという。それだけに向けて、それだけを考えてやります」という絶対王者と、「今まで大切にしてきた戦う心というのを信念として持って挑みたい」という挑戦者は、共に試合で勝負するという姿勢を貫いた。その振る舞いは、試合に向けた緊張感を高めるようでもあった。

 また、この日は、全8カード、16人の選手たちが計量を一発クリア。「伝説と呼ばれる日」と銘打たれた一大興行に向け、完璧な運びとなった。

[取材/文:羽澄凜太郎]

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