菊池は復帰まで時間を要する見込みだ(C)Getty Images

 左肩の炎症により負傷者リスト(IL)入りとなっているエンゼルスの菊池雄星に関して、新たな発表が行われた。現地時間5月5日、カート・スズキ監督が取材に応じ、菊池の今後の見通しとして3~4週間は投球を行わず、その後、状態を見極めた上でリハビリを進める予定だと語った。

また、現時点では手術も受けずに調整していくとも明かしている。

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 菊池は開幕以降、7試合に先発し、0勝3敗、防御率5.81の成績を残しており、4月29日のホワイトソックス戦に登板した際、左肩の張りを訴えてゲーム序盤で降板していた。

 ロサンゼルスのニュースサイト『THE SPORTING TRIBUNE』でも、エンゼルス指揮官の発表を受け、「ユウセイ・キクチの肩の故障の深刻度については依然として不明な点が多いものの、少なくとも現時点での今後の方針は明らかになった」と伝えている。

 だがその上で同メディアは、球団側の対応に言及し、「最初のMRIから1週間近くが経過した現在も、その検査結果を公表していない」などと訴え、また今回の発表についても、「現段階では手術回避が見込まれているが、あくまで暫定的な判断に過ぎない」と指摘。さらに、「MRIなどの詳細が伏せられている中で、将来的に手術が必要となる可能性も否定できない」などとも綴っている。

 また今回のトピックでは、今季の菊池のピッチングについて、アームアングル(腕の角度)が大きく変化したと説いており、昨季までの「36度」に対し、「今季は49度まで引き上げており、これはキャリアで2番目に高い数値(最高は2020年の50度)となっている」と主張する。

 さらに同メディアは、「2025年1月の研究では、アームアングルを低くすることで肘や肩への負担が軽減される可能性が示されている。今回の故障にこの角度の変化が影響しているかは不明だが、近年の投手にとって腕の故障は避けがたいものとなっているのも事実だ」などの見解を示している。

 今回の菊池の故障について、現在も不透明な部分が少なくない状況ではあるものの、まずは復帰へ向けた回復の進捗が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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