◆第31回NHKマイルC・G1(5月10日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=5月6日、栗東トレセン

 最後に“テコ入れ”してきた。坂路に登場したアドマイヤクワッズ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父リアルスティール)の両頬に装着されていたのはチークピーシーズ。

左右の視界を狭め、より前へ意識を高める馬具を装着してきた。

 ベトルス(5歳3勝クラス)に先行する形でスタート。すでに中2週でも時計を2本出しながら、この日もしまいは軽く気合を乗せた。時計は54秒2―12秒5だが、動きは力強い。「マイナスではなかったということですから」とレースでも着用することを決めた。

 さらにレースでは、10ハロンのここ2戦、落ち着きが出るように着けていたメンコ(覆面)を外す。適度に気合を乗せ、集中力も高める“マイル仕様”の装備だ。「直線が長い舞台は合う。マイルで改めて期待です」。現役トップの3勝目を狙うトレーナーが打ってきた“勝負手”は侮れない。(山本 武志)

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