ソトの戦列復帰後もメッツは低空飛行を続けている(C)Getty Images

 ナ・リーグ東地区最下位のメッツは、現地時間5月11日のダイヤモンドバック戦に1-5で敗れた。敵地での3連戦を1勝2敗で終え、今季8度目のカード負け越しとなった。

【写真】世界一の女神たち!真美子さんら“MVP夫人3ショット”を見る

 メッツは開幕直後からの深刻な不振が現在も変わらず、40試合を終え15勝25敗と黒星が大きく先行。地区首位のブレーブスとの差はすでに12.5ゲームにまで開いた。今季の目標として掲げるポストシーズン進出への道のりは極めて厳しいものとなっている。

 昨オフも高額年俸選手を獲得しながら結果が出ず、好転の兆しも感じ取れない戦いが続いているメッツに対する米国メディアの論調も辛辣だ。『Sports Illustrated』では11日、『メッツはMLB史上、最も高額な失敗作なのか?』という刺激的な見出しの特集記事を配信した。

 筆者であるパトリック・マカヴォイ記者は、メッツの年俸総額をフォーカスし、「約3億8200万ドルで、これはMLB全体で2番目の規模だ」と強調。その上で、同じく大物選手を多く揃えるライバル球団と比較しており、「ヤンキースやドジャースが高額投資を勝利へと結びつけているのに対し、メッツはMLB全体で最少勝利数となっている。それだけではない。現在のペースでは101敗に到達する計算だ」などと指摘する。

 今季のメッツの不調を「球界最大の“衝撃”」「非常に受け入れ難い現実だ」などと評するマカヴォイ氏は、各選手のパフォーマンスにも目を向ける。ホルヘ・ポランコ、フランシスコ・リンドーア、千賀滉大ら投打で故障離脱が相次いだ影響もあるとしながらも、「メッツの問題は故障者だけではない」と断言。その上で、「打線が壊滅的」と訴え、「マーカス・セミエンは打率.225、ボー・ビシェットは.222、ロベルトは故障前まで.224、ポランコは故障前まで.179、マーク・ビエントスは.231。

そしてフアン・ソトでさえ.264にとどまっている」などと主力打者の打率を列挙。

 マカヴォイ氏は、「これほど打てなければ、試合には勝てない。まさに球界全体を驚かせる状況と言えるだろう」などと悲嘆している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

編集部おすすめ