菅野の力投にチームメイトたちも応えた(C)Getty Images

 ロッキーズの菅野智之が現地時間5月16日、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板し、5回を2失点に抑え、今季4勝目を手にした。この白星が菅野にとって日米通算150勝目となり、プロキャリアで大きな節目となる勝利を記録している。

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 メジャー公式サイト『MLB.com』によると、この日の菅野は体調を崩してマウンドに登っており、「試合前のインフルエンザのような症状」に苦しみながらの投球だったという。それ故、ゲーム後に同メディアは「『究極のプロフェッショナル』スガノ、体調不良と苦境を乗り越え節目の勝利」と銘打ったレポート記事を配信。試合を振り返りながら、ベテランの記念すべき勝利を称えている。

 この日の菅野は5イニングで7本のヒットを打たれたが、失点は、2回と5回でそれぞれ1点を失ったのみ。コンディションが万全ではない中でも、先発としての役割を果たしゲームを作った。

 同メディアは、「スガノは5イニングを投げ、毎回のように走者を背負う苦しい展開が続いた。それでも7安打、2四球、死球1、1奪三振、2失点(自責2)にまとめて勝利投手となった」と投球内容を伝えている。

 また、チームの中でも菅野が一際キャリアを積んでいることで、「ベテランとしての存在感は、若い投手陣が多いロッキーズでも大きな影響を与えている」と同メディアは説明する。

 さらに、今回の150勝目はチームメイトからも祝福されたという菅野。記事の中では、菅野自身のコメントも掲載。「正直、チームメイトたちがこの記録を知っていたとは思わなかった」「特別な勝利だけど、もう151勝目に向けて進みたい」などと話している。

 日本人右腕が達成した記録に対する、ウォーレン・シェーファー監督の声も紹介されており、「我々は毎日それを見ている。

登板する日もしない日も、彼はまさに“究極のプロフェッショナル”なんだ。長年ハイレベルでやってきたことがすぐに分かる。今日はクラブハウスで150勝を祝ったし、本当に彼にふさわしい偉業だと思う」と賛辞を並べた。

 36歳となった現在も選手として進化を続ける菅野。この先もメジャーの舞台でどれだけの白星を積み上げていくのか、期待は膨らむばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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