立石の打撃に期待が高まっている(C)産経新聞社

 阪神は5月17日の広島戦(甲子園)に0-1の完封負け。4カードぶりの負け越しとなった。

 先発、才木浩人は7回4安打1失点と試合を作りながら、打線が相手先発、岡本駿の攻略に苦しんだ。広島2年目右腕はキレのあるツーシーム、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を織り交ぜて、阪神打線を封じ込めた。

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 このカードでは初戦の栗林良吏に1安打完封負けを喫し、カードで2度の完封負けと打線が湿りがちなのも気になるところ。そんな中、ファンが熱視線を向けているのはファームで状態を上げてきている若虎にもある。

 5月17日に行われたファーム・リーグ西地区の広島戦に「4番・左翼」で出場したドラフト1位ルーキーの立石正広は2点を追う8回一死一塁の場面、広島アリアの外角高め直球をしっかり捉えて、逆方向へ、右翼への同点2ランを放った。

 これが3月19日の満塁弾以来となるファーム2号となった。

 即戦力ルーキーと期待される立石は1月の新人合同自主トレ期間中に右脚肉離れで別メニュー調整。その後は3月に左手首の関節炎、4月中旬には右ハムストリングスの筋損傷と3度の故障離脱期間を含んできた。

 故障期間もありながら、復帰するたびにしっかりと目覚ましいパフォーマンスを示すことでこのファーム2号にはファンの間からも「もう、上げよ」「期待しかない」「すげーパワー」「打線の起爆剤に」と期待が高まっている。

 すでに左翼守備にもつくなど、準備を着々と整えている若虎の1軍デビューはいつとなるのか。まもなく始まる交流戦に向けての新たな戦力として引き続き、注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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