2018年4月にドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系 以下『花晴れ』)がスタートして、今月で5周年を迎える。本作は、井上真央、松本潤、小栗旬らが共演した人気学園ドラマ『花より男子』(同系)の続編で、道明寺司、花沢類ら“F4”の卒業から10年後の英徳学園を舞台にしたラブコメディー。
【写真】『花のち晴れ』スタートから5周年 人気者になったキャストたち
■ 杉咲花
ヒロインの江戸川音を演じたのは杉咲花。2016年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインの妹・美子を演じて注目を集めた杉咲は、さらに映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞ほか各映画賞の助演女優賞を受賞。『花晴れ』で満を持しての連続ドラマ初主演を飾った。本作の役作りのために、それまでトレードマークだったロングヘアを30cmほどカットしたことでも話題に。
■ 平野紫耀
杉咲演じる音と最初は反目し合いながらも、次第にひかれ合う大企業の御曹司・神楽木晴(はると)役を演じたのはアイドルグループ・King & Princeの平野紫耀だ。平野にとって本作はGP帯の連続ドラマ初主演作であり、その主題歌「シンデレラガール」でKing & PrinceはCDデビューを飾った。バラエティ番組での衝撃的な天然発言&行動でお笑い芸人にも一目置かれている平野だが、一方で端正な顔立ちで「ViVi国宝級イケメンランキング」では連覇をし、殿堂入りを果たしている。昨年はドラマ『クロサギ』(TBS系)で主役を演じた。
■ 中川大志
音の婚約者で、英徳学園のライバル校・桃乃園学院の生徒会長を務める馳天馬を演じたのは、中川大志だ。子役から活動を開始し、大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)にも出演していた中川が本作で演じたのは、晴の恋敵役。音・晴・天馬の三角関係に当時視聴者は熱狂した。本作の後も中川は活躍を続け、今年2月には北村匠海とダブル主演の映画『スクロール』が公開されたばかりだ。
『花晴れ』出演で大ブレーク かれんなツインテール姿の”不動産王の娘”を好演
■ 今田美桜
『花晴れ』のキャストの中でも、同作を通して最大のブレークを遂げたと言えるのは今田美桜だろう。
■ 飯豊まりえ
『花晴れ』で大財閥の令嬢にして人気モデル、“メグリン”こと西留めぐみを演じたのは、実際に10代からモデルとして活動していた飯豊まりえだ。モデル業のかたわら、『花晴れ』以後も多数のドラマ・映画に出演しており、2020年から続く人気ドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK総合ほか)シリーズでは、漫画家・岸辺露伴の担当編集者にして相棒的存在の泉京香を演じており、来月には劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開される。
■ 中田圭祐
C5のメンバーで、日本が誇るスポーツメーカーの一人息子・栄美杉丸を演じたのは中田圭祐。
大河ドラマで注目された元子役! 『花晴れ』ではC5きっての秀才を好演
■ 濱田龍臣
英徳学園歴代トップのIQの持ち主で、C5メンバーである平海斗を演じたのは、濱田龍臣。子役出身で、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK総合)で坂本龍馬の幼少期を演じて注目された濱田は、10代のころから幅広い役を経験。映画『ハイヒール革命!』では、男性として生まれ性転換手術を経て女性に生まれ変わった実在の人物を演じたほか、主演ドラマ『武士が、マックで店員になった件。
■ 鈴木仁
C5メンバーの中でも屈指のイケメンという設定の成宮一茶を演じたのは鈴木仁。同作への出演で知名度を上げた鈴木は、「MEN'S NON-NO」(集英社)の専属モデルを務めるかたわら、俳優としても活動。2020年には映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』で映画初主演を務め、同年には舞台『オレステスとピュラデス』にて、オレステス役で舞台初主演を務めた。