世代交代の激しいグラビア業界で、長きにわたり第一線を走り続けているタレント・岸明日香。今年、デビュー15周年を迎え、「30代ラストの写真集になるかもしれない」という決意のもと写真集『Trajectory』(読み:トラジェクトリー)を発売する。
【写真】岸明日香、抜群プロポーション全開! “過去最大露出”の写真集カット(4枚)
■表紙は初の“スッピン姿” ビーチで大嵐に遭い超過酷な撮影も
――写真集発売おめでとうございます。今回、デビュー15周年の記念写真集ということですが、お話が動き出したのはいつ頃だったのでしょうか?
岸:去年でした! 何も決まっていない段階で私自身が勝手に「周年だから写真集は出すんですけど」と周囲の方に言っていた中、正式に発売のお話をいただきました。15周年って聞くと「もうそんなに経ったんや」って思います。デビュー当時は「15年後もグラビアを写真集という形で残せる」なんて微塵も想像していませんでした。だからすごく感慨深いし、とてもありがたいです。
――今作のタイトル『Trajectory』はご自身で命名されたと伺いました。10周年記念の前作『Culmination』(読み:カルミネーション/意味:集大成)と同じくあまり聞きなじみのない単語ですよね。
岸:片っ端から候補となる単語を調べました。天体などで使われる言葉で、「軌跡」のほかに「人生の道のり」という意味もあるんです。「奇跡」ともかけられるし「なんてロマンチックなタイトルをつけてしまったんだ」って(笑)。今までのグラビア活動、そして様々なお仕事を経てきた道のりを描くのに、ピッタリだなと思いましたね。
日本語にするか英語にするかもめちゃくちゃ悩んだんです。日本語で「軌跡」でも素敵でしたけど、英語でシリーズ化したかったので最終的にこれに決めました。
――表紙はスッピン姿です。スッピン“風”ショットは今までも披露されていました。
岸:そうなんです。今回はガチのスッピン姿っていう(笑)。コンタクトすら入れていないので、撮影時はあまり周りが見えていませんでした。それがまさか表紙になるとはビックリで。「もしかしたら最後になるかもしれないのに、スッピンでいいんか?」って何回も自問自答しましたね。でも、カメラマンの榊原裕一さんがすごく綺麗に撮ってくださって。構図も自分としては珍しくド正面で、撮影時は緊張したんです(笑)。
――今作はベトナムのリゾート地・ダナン、そして世界遺産の街・ホイアンで撮影をされています。
岸:大嵐に遭ったことです(笑)。私は晴れ女と言われていて、今までの写真集の撮影はいつも晴れていました。が、今回はビーチでの撮影が全て大嵐で。スタッフのみなさんも吹き飛ばされて、目に砂が入りまくって「ギャー!」みたいな状況でした。榊原さんがめちゃくちゃハイテンションだったので、元気をいただけて(笑)。
――ご自身のInstagramでも、大嵐での撮影の様子を公開されていましたね。
岸:撮影が終わって歩いて戻る時に、赤の金魚ドレスみたいな衣装のまま海を渡る必要があったんです。でも、荒れているし、潮が満ちて腰のあたりまで来ていたので、みんなで「死ぬなよ!」って言いながら命がけで海を渡りました(笑)。過酷でしたが、ある意味すごくやりがいがありましたし、思い出深いです。
ビーチのショットって、晴れている中でキャッキャすることがよくあるじゃないですか。「カメラに向かって水を飛ばしてください」とか。あれが照れ恥ずかしくて、20代の頃から苦手なんです(笑)。
■30代の体型維持は「シャレにならんくらい大変」 バストケアも初実施
――今作では過去最大露出にも挑戦されています。4月11日に35歳を迎えられましたが、30代に入りボディメイクに変化はありましたか?
岸:30代を過ぎてからの体型維持はシャレにならんくらい大変です。昔だったら撮影の1、2週間くらい前から断食していたんですけど、今回は柔らかさも残したいし、落とさないといけないところもあったので、3ヵ月外食を抜いて自炊をしました。友達と会うとすごく食べてしまうので、ご飯のお誘いも断って、孤独なダイエットでしたね(笑)。
――その成果が今回のボディにしっかりと現れています。
岸:3、4キロくらい痩せたのかな。ただ痩せすぎてもファンの方たちは怒るので(笑)、太った分を回収する感じです。キックボクシングもしましたし、バストケアにも初めて行きました。コンディションを整えないと挑めないなと思って。
今は別のお仕事がある中で、半年に1回くらい水着になるといった状況です。なので、普段はあまり体型を気にしなくなっています。
――今作は「30代ラストの写真集になるであろう決意のもと」発売されると伺いました。
岸:写真集は毎回、自分の中で覚悟が必要なものなんです。グラビアに関しては完璧主義で、体型など完全に仕上がった状態でお届けしたくて。もちろん奇跡が起きれば、40代でまた出す可能性もあります。カレンダーなどは今後も続けていくつもりです。
――30代になってからの5年間は、岸さんにとってどんな時間でしたか?
岸:一番楽しく仕事ができた5年間でした。20代は苦しみもがいて、「馬車馬のように働かなければ!」と必死だったんです。仕事しかしてこなかった後悔もあります。でも、その頑張りがあったからこそ、30代に入ってからは「楽しく過ごすこと」を意識できるようになりましたね。
――料理研究家・リュウジさんとのコラボもありましたね。
岸:そうなんです! 「ウルトラガーリックカレー」というカレーのレシピを作って、冷凍商品として販売しました。他には香水を作ったり、ルームウェアを作ったり、バラエティも好きなことをやらせていただいたり。ほんまに“何屋さん”か分からないくらいで(笑)。
――様々なことに挑戦される姿勢、とても素敵だと思います。
岸:でも昔は、それが逆にコンプレックスでした。役者一本でやっていますとか、アーティスト一本でやっていますとか、そういう職人気質の方にすごく憧れがあったんです。幅広くやろうとしている自分は「すごくブレているんじゃないか?」と感じていました。
でも30代を過ぎたタイミングで、いい意味で吹っ切れて「これはこれで、なかなかできないことかもしれない」とプラスに捉えられるようになったんです。「好きなことだけをやる」ってワガママな言葉のように聞こえるかもしれませんが、すごく難しいことでもありますし、実際にやらせていただけて、とてもありがたいと思っています。
■「脱げばいいってもんじゃないんです」 グラビア業界で活躍し続ける“難しさ”
――今年はどんなことに挑戦しますか?
岸:原点回帰ということでグラビアです! 年によって「お芝居の年」「バラエティーの年」など、重点を置くジャンルが色々あったんですけど、今年は写真集や紙面グラビア、カレンダーも含めて、自分の中のグラビアを盛り上げる年にしたいです。
――今作にも、ファンの方へメッセージを込められたそうですね。
岸:本のカバーを外した表紙にお手紙を書いています。書道で「感謝」という字も入れました。もちろんたくさんの方に向けた写真集ではあるんですけど、今まで応援してくださったファンの方に向けて何かしたいなと思いまして。しかも、メッセージというより、ちゃんと手紙なんです。マネージャーさんにも「こんなに長いと思っていなかった」と言われました(笑)。
――紙の写真集ならではのサプライズですね。昨今、デジタル写真集が増えるなどグラビアを取り巻く環境が変化してきています。その点に関してはどう感じていますか?
岸:デジタルにもデジタルの良さがあるのですが、紙の写真集とはまったく別物です。私は圧倒的に紙派で、写真集は絶対に紙で見てほしいという思いがあります。サイズ感も好きですし、家に置いておけるところがいいんですよ。日常生活でふと目に入った時に思い出してほしいです。デジタルって見なくなると本当に見なくなっちゃうじゃないですか。
――SNSの発達でグラビアのニュースターが次々と出てきやすくもなりました。世代交代のサイクルもどんどん加速しています。
岸:私がデビューした時ですら「グラビアは2年回転だよ」と言われていました。長く続けることがほんとに大変で、周りの人たちの変化もすごかったです。
脱げばいいってもんじゃないんです。一時期、そういう消費のされ方をして悩んでいる子たちもいました。自分の見せ方は自分で決めないと、なかなかストッパーをかけられなくなってしまうんです。
私は最初、写真集を50冊くらい集めて勉強しました。「このメディアに出ている人は、こういう見せ方をしているんだ」とか。あとは明言していくこともすごく大事です。私みたいに周年本を出すと勝手に決めて、「これをやるんです!」と周りに言った方が形になりやすいと思います。
――今の若手の方から学んだことはありますか?
岸:SNSの活用の仕方です。若手の方たちは動画コンテンツの使い方も上手くて。ただ、水着ばかり載せてもファンの方の濃さが薄まるというか、そこのあんばいは大事だなと感じます。やっぱり自己プロデュースは重要です。自分の見せ方、やりたいことは全部自分で決める、それがいいのかなと。
――最後に、15年間第一線で活躍され続けている岸さんにとってのグラビアの魅力を教えてください。
岸:一番は自信をつけさせてくれたところですかね。体型に対してコンプレックスを持っている方って、女性は特に多いじゃないですか。私もデビュー当時はムチムチしていましたし、昔はかなりコンプレックスでした。
でも、カメラマンさんがすごく綺麗に撮ってくださって、それが作品になって、買った皆さんから嬉しい感想をたくさんいただけて、とても前向きな気持ちになれたんです。いろいろな意味で表現力も育ちましたし、なくしたくない職業だなと強く思います!
(取材・文:伊藤吏玖 写真:高野広美)
岸明日香の15周年写真集『Trajectory』は、ワニブックスより5月22日発売。

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