【写真】土曜ドラマ『俺の話は長い』第1話フォトギャラリー
本作は、30代ニート男子の奮闘や挫折と、それに巻き込まれながらも絆を深めていく家族を描くコメディーホームドラマ。生田、小池のほか、安田顕、清原果耶、原田美枝子らが出演する。
■「すき焼きと自転車」
岸辺満(生田)は、喫茶店を営む母、房枝(原田)に寄生しながら暮らすニート。ある晩、姉の秋葉綾子(小池)が夫の光司(安田)とすき焼き用の牛肉を携えて岸辺家にやってくる。今回の訪問の目的は、マイホームの建て替え完成までの3ヵ月間、娘の春海(清原)も加えた家族3人がここで同居する許可を取り付けるためのものだった。
すき焼きが嫌いな満は「オレに相談に来といてすき焼き出すのはあり得ないよね。何か手土産を持って行こうと思ったら相手の好き嫌いを入念にリサーチするでしょ?クライアントの嫌いなものを贈るってビジネスの世界で一番やっちゃいけないことだからね」と姉に説教し、「ニートの分際でビジネス語るんじゃねぇよ!」と怒る姉の頼みを「ダメにきまってんじゃん」と断固拒否。綾子は「相談した私がバカだった」と怒り心頭になる。するとそこに、今日は来ないと言っていた娘の春海がやってきて…。
■「寿司とダンボール」
姉家族との同居が決まった岸辺家では、受け入れの準備が始まった。いらない古本を光司と売りに行った満は、再婚以来、綾子の言いなりの上に春海に父親と認めてもらえない光司の苦しみを知り、味方につくことを約束する。
一方、綾子に満を甘やかしていると非難された房枝は「そんなに言うなら、仮住まいしてる間に満を就職させてみなさいよ」と綾子に反発し、綾子もやる気満々に。
そんな中、6年前に満が潰した珈琲専門店関連の品が段ボール6箱分発見される。邪魔だから処分しろと迫る綾子。「オレにとってあの段ボールは甲子園の土も同然なの。絶対に捨てられない青春の宝物なの。姉ちゃんは負けた高校球児に甲子園の土捨てろって言えるの?」と再び説教し、綾子は「甲子園の土が段ボール6箱分も必要なの?」と返す。
すると、壮絶な兄弟ゲンカの最中に不登校中のめい・春海が意外なことを言い出す。改めて箱の中身を広げて眺める満は…。
ドラマ『俺の話は長い』第1話は日本テレビ系にて本日10月12日より22時放送。