【写真】卒業を目前に控えた中西香菜
アンジュルムは、2009年4月にスマイレージとして結成。2014年12月に仏語で「天使の涙」を表す現在のグループ名へ改称し、幾度かのメンバー変遷をたどった。現在は、今年6月に卒業した初代リーダー・和田彩花からバトンを引き継いだ竹内を中心とした11名体制となっているが、12月の豊洲PIT公演でサブリーダーの中西香菜、来年3月で船木結が卒業することが発表されている。
当日のイベントはミニライブからスタートし、大きな拍手と歓声に迎えられたメンバーたちは最新シングルに収録された、ハロプロの生みの親でもあるつんく♂提供の「全然起き上がれないSUNDAY」を披露。しっとりとしたメロディに、彼女たちをひと目見ようと集まった1500人の観客たちは静かに耳を傾けていた。
一曲目を披露したのち、ステージ中央に集まったメンバーはトークを展開。季節にちなみ「冬にやってみたいこと」を聞かれて、竹内は「昨年は尻もちばかりついていたので、スノボにもう一度挑戦してみたい」と告白。室田瑞希は「寒くなってきたのでメンバーのみんなで“鍋パーティー”をやりたい」と伝え、笠原桃奈は「暑がりなので、こたつの中でできる限り耐えてみたい」と答えて会場を沸かせていた。
そして、再びパフォーマンスに戻ったグループは「マナーモード」や「次々続々」を歌い上げ、続けざまに、会場の一体感がひときわ目立つ「46億年LOVE」をたたみかけるように披露。最新シングルのアピールを挟み、新曲の「私を創るのは私」を熱唱した。
その後、アンジュルムのメンバーたちは報道陣からの質問に応じた。
まもなく迎える自身の卒業について語った中西は「スマイレージから私の発案で改名してからは名前が浸透していくのは怖かったけど、途中から受け入れられるのがうれしくなっていき、その誇りを持って卒業できそうです」と活動をたどり、来年に卒業を控える船木結は「今はまだ実感がなくて、まずは中西さんを見送ってから」と先輩の門出に思いを巡らせた。
そして、話題は和田からリーダーを継いだ竹内の印象に及び、笠原が「竹内さんのイメージは丸い。でも、見た目ではなく心が丸くて、いいように自分たちを転がしてくれる」と吐露。さらに、太田遙香が「リーダーになる前から私たちをフォローしてくださっていて、みんなを引っ張ってくれる頼れる存在」と絶賛すると、竹内は「熱いリーダーってことだね」と自画自賛して報道陣の笑いを誘っていた。
アンジュルムの27thシングル「私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY」は、11月20日リリース。