平均年収が唯一200万円台で
ワースト1位となった企業は?
今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が低い会社ランキング2025【従業員の平均年齢40代】」を作成した。
対象は、従業員の平均年齢(単体)が40代の上場企業。単体の従業員数が100人未満の企業は除外している。
早速、ランキングを確認していこう。
1位は、宮城県仙台市に本社を置く警備会社のトスネット。平均年収は267.2万円(平均年齢43.0歳、従業員数146人)だった。
イベントでの会場警備や交通規制、看板などの規制資機材提供、電源供給の事業などがある会社だ。
今回のランキングの対象となった2024年9月期は、コロナ禍収束後に各種イベントやコンサートなどが再開されたことや、能登半島の地震や豪雨などで被害を受けた地域の復旧・復興工事に伴う警備事業の需要の高まりが業績を押し上げた。売上高は115億5900万円(前年比5.7%増)、当期純利益は8億9100万円(同54.6%増)の好決算となった。
こうした状況下、平均年収も前年の240.4万円(平均年齢43.0歳、従業員数145人)から267.2万円へと11.1%の増加となったものの、今回のランキングでは年収200万円台の唯一の企業となった。
2位は大手宅配のショクブン
3位は外食のかんなん丸
2位は名古屋市守山区に本社を置く大手食材宅配のショクブンで、平均年収は344.4万円(平均年齢49.1歳、従業員数326人)だった。
ランキングの対象となった2025年3月期業績は、原材料費の高騰などの影響もあり、6900万円の当期損失となるなど厳しい経営を迫られた。
こうした中、平均年収は前回の322.6万円(平均年齢48.0歳、従業員数374人)から6.8%の増加となったものの、ワースト2位という結果になった。
3位はかんなん丸。
埼玉県さいたま市浦和区に本社を置く外食産業の企業で、自社ブランドである「大衆すし酒場 じんべえ太郎」「カラオケkobanちゃん」の他、居酒屋「庄や」「日本海 庄や」などをFC展開している企業だ。
4位は障がい者雇用支援サービスや精神疾患者向け訪問看護サービスを手掛けるJSHで、平均年収は357.4万円(平均年齢44.8歳、従業員数484人)だった。
5位は人材派遣や人材紹介、再就職支援などの事業を展開するキャリアバンクで、平均年収は361.9万円(平均年齢44.2歳、従業員数300人)だった。前年(2023年5月期)の平均年収は429.0万円で、今回は15.7%の減少となった。
ランキング完全版では、6位以下の全250社の順位と平均年収を掲載している。
ラーメンチェーンの幸楽苑、雑貨店のヴィレッジヴァンガード、家電量販店のコジマ、紳士服チェーンのコナカ、アートネイチャー、コンビニのポプラ、クリーニング大手の白洋舎、100円ショップのキャンドゥ、近鉄百貨店などがランクインした。ぜひ、完全版もチェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹)

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