そんな、おざなりにしていた足元。この部位をウマいことランクアップさせてくれるツールがある。それは、9月中旬に「三陽山長」から発売のスパッツのこと。
これを、革靴を履いているときに上からかぶせてみる。すると、まるでブーツを履いてるみたいに見えるらしい。
このようなスパッツを開発したきっかけを、同社に伺ってみた。
「世の中で、手持ちの物をカスタマイズして使用する流れが出てきていると思います。そのような流れに応え、当社では“セルフカスタマイズ”ができるアイテムとして、このスパッツを今シーズンに新提案いたしました」
使い方は、まず靴の上からかぶせて……。そこから靴とスパッツに紐を通し、靴の底の土踏まずの部分でベルトを通す。そして、固定。
1粒で2度美味しい、何とも斬新なスグレモノだと思うのだが、これって革靴オンリーで使えるスパッツなのだろうか?
「お手持ちのシューズと合わせてください。スパッツの素材感を考えると革靴との相性が良いです。表側、スエードなどお手持ちの靴の素材とスパッツのスエード素材とのコンビで合わせてもお楽しみいただけます」(担当者)
ちなみに、このスパッツは男性用。ブーツ初心者で、手を出すにはチョット尻込みしてるような人にはピッタリかもしれない。
価格は、ロングが26,250円。
「三陽山長」の銀座店と二子玉川店で、購入することができる。
同社いわく、
「19世紀末から20世紀初頭に見られたスパッツ(ゲートル)を、今日的にアレンジしました」
1周して時代が再び巡ってくるのは、ファッションの常。今日的な、イカしたスパッツである。
(寺西ジャジューカ)