親日国家で知られているベトナムでも日本の漫画はやはり人気だ。
中でも「名探偵コナン」、「ドラえもん」、「クレヨンしんちゃん」の三大コミックは若者に大人気で、誰もが知っている。
少し話はそれるが、ベトナムで漫画を取り扱っている書店はそれほど多くはない。日本のようにコミックがずらりと並んでいる書店などはまず目にしない。しかし、数少ない漫画を取り扱っている書店では、必ずこの3つの漫画は置いてある。また、道端の屋台でも新聞の隣に必ずこの3つの漫画は揃っているから驚きだ。日本と異なり所得が少ない若者にとって、漫画は重要な娯楽アイテムの1つであり、1冊100円程度というのも魅力に映っている。
ではなぜこれほどまでに人気があるのだろうか。実際ホーチミンの某大学に通う学生達に突撃インタビューをしてみた。
すると、そろいも揃って男女の学生はこう叫ぶ。「シンイチ!ハンサム!!」と。シンイチとは「名探偵コナン」の主役であるコナンの本来の姿だ。日本でこの漫画を好きな理由を尋ねて、「新一が格好いいから読む」と言う人はどれだけいるだろうか。おそらく極めて一部分の腐女子くらいだろう。逆にストーリーを重んじているベトナム人はあまりいない。