30歳年下の女性ファンとの不倫疑惑を『女性セブン』に報じられた米米CLUBのボーカル・石井竜也。しかし即座に自身のHPで謝罪文を掲載したり、17日のラジオ番組収録後、妻であるカナダ人のマリーザ夫人と手つなぎで登場したりとその後の対応はバッチリ。
「ゲスの極み」とは違い、騒動は簡単に火消しへと向かいそうだ。

さて、そんな石井はかつて出演したテレビ番組(『アシタスイッチ』2012年6月24日放送)で自殺未遂をしたという衝撃の過去を告白している。多くのヒット曲もある彼はどうしてそこまで追い詰められてしまったのだろうか。

10億円の借金を背負った石井竜也


石井竜也は1985年に「米米CLUB」でメジャーデビュー。1990年発売の『浪漫飛行』や1992年発売の『君がいるだけで』など大ヒット作にも恵まれたが、1997年にグループは解散。
その後、石井竜也はソロ活動を行い、音楽以外にも映画作品にも挑戦した。しかし、これが自身の首を絞めることとなってしまう。
石井が監督を務めた『河童』(1994年公開)は当時の最新3D技術を駆使して制作、そして『ACRI』(1996年公開)はオーストラリアでロケをし、江口洋介や浅野忠信などのビッグネームも出演している。しかし莫大な製作費とは裏腹に興行成績は伸びず、結果的に10億円にも及ぶ借金を背負ってしまったのだ。

自殺未遂も 石井竜也の告白


人間不信に陥り、家から出ようと思っても過呼吸になってしまったと当時を語っている石井。家からも出られず「おかしくなりそうだった」とのこと。そして次第に追い詰められてしまい、「自殺未遂を2回ぐらいやっていますね」と衝撃告白をしているのだ。

この自殺も考えるほどの追い詰められ方から救ったのは父親の言葉だったという。
「お前は今人を恨んでるだろうが、自分がやってきたことを信じなさい」という言葉で立ち直った石井は、借金を返済すべく精力的に活動。現在では借金を完済するとともに、2006年以降は一度は解散した「米米CLUB」を再結成させている。

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