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本日スタート「いだてん〜東京オリムピック噺〜」題字を手がける横尾忠則はマイブームの元祖だった?

いよいよ本日、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」が“開幕”する(放送は総合テレビでは午後8時、BSプレミアムでは午後6時、BS4Kでは午前9時から)。3年前の11月、2019年の大河ドラマは宮藤官九郎のオリジナル脚本で、日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から1964年の東京オリンピック開催までの半世紀を描くと発表されて以来、待ちに待ったというドラマファンは多いことだろう(筆者も最初の発表の翌日、まだタイトルも主人公も決まっていない段階で、登場人物と配役を予想したのを思い出す)。

「いだてん」ポスターの元ネタは?


その「いだてん」では、題字やポスターを美術家の横尾忠則が手がける。ポスタービジュアルの第1弾では、ドラマ前半の主人公となる日本人初の五輪代表の一人でマラソン選手の金栗四三(演じるのは中村勘九郎)が走る姿が、いくつもの写真をコラージュして表現されていた(画像は番組公式サイトを参照)。金栗が五輪に出場した時代にはないはずのペットボトルを持っていたりと、遊び心が感じられる。また、円を描くように配置された金栗の足は、題字の「いだてん」の4文字に付されたクルクル回る足と対になっている。その表現はマンガのようでもあり、マルセル・デュシャンや未来派の絵画をも彷彿とさせる。

このビジュアルからはまた、ランナーたちがスタートダッシュする瞬間の写真を用いた1964年の東京五輪の公式ポスターの一つ(1961年制作)が思い出される。このポスターは、写真家の早崎治がストロボを駆使して撮影したのを、グラフィックデザイナーでアートディレクターの亀倉雄策がデザインしたものだ。オリンピックの公式ポスターで写真を用いたのはこれが最初である。
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