お笑いコンビ・千鳥がMCを務めるレギュラー番組『チャンスの時間』#255が、21日(日)23時より放送された。

【写真】永野の不躾な言い草に声を荒げたケビンスと山口コンボイ、ほか番組カット【7点】

今回は、ピン芸人・永野を審査員に迎えた新たな賞レース企画「年下なのに永野を笑わせたら100万円!年下お笑い大賞」を開催。
以前番組で「年下の言うことって何も面白くない」「年下のエピソードとか年下の世界観で笑わない」と豪語していた永野を笑わせることができれば、永野の自腹の賞金100万円を獲得できるという賞レースになっている。

漫才、コントなどネタの形式は問わず、出場資格は49歳の永野より年下であること。初開催の今回はお笑いコンビ・ケビンスやサスペンダーズ、お笑いトリオ・青色1号やリンダカラー∞など、全7組の若手芸人がエントリーした。

トップバッターを飾ったケビンスのネタ披露後の寸評では、ボケの山口コンボイが“足音をたてずに”高くジャンプする漫才中のボケについて触れ、「すごいんですよ、音が立たないのは。それが笑いになりますか?」と疑問を口にした永野。さらに「千鳥が『わはは』って盛り上げてるだけで、誰も笑わねえって」と毒づくと、「千鳥とかが『今季のおすすめケビンスでございます』ってやるから、全然面白くないけど売れる」と断言。
永野の不躾な言い草にケビンスは「なんなんだよオイ!」と声を荒げ、山口コンボイは「実力で来てるって、ちゃんと」と訴えた。

ノブが山口コンボイの鬼気迫る形相に「原田龍二みたいな顔になってます」と割って入り、笑いを誘うが、これにも永野は「それもアピールしとけ、テレビマンに使われるから」「俺みたいな変なのと番組出たって。俺を幅に使え」と言い放ち、ケビンスのツッコミ担当・仁木恭平は「プライド捨てたんですか?」と困惑するなど、1組目から笑いと混乱が入り混じる展開となった。

一方、4番手に登場したピン芸人・白桃ピーチよぴぴのネタでは、「年下で笑わない」鉄壁の永野の表情が変化する場面も。漫談からオリジナルソング『デメリットファイヤー』を歌い出した白桃ピーチよぴぴのネタに、千鳥は「これは笑う」「わけの分からない漫談からの自作の歌」などと溢しながら爆笑し、永野を注視した。

こうした千鳥のコメントに怪訝な表情を向けた永野だったが、時折手で顔を覆い、眉間に皺を寄せて耐えるような表情を見せるように変化。
そんな永野を見てノブは「いけいけ!」「がんばれ」と白桃ピーチよぴぴに声援を送り、スタジオは一気に応援ムードが高まるが、白桃ピーチよぴぴが歌い切ったところでネタは終了。

永野は千鳥に向かって「なんで協力して来んの?」と不満を漏らすと、「俺に向かって言ってたじゃん。“お前笑えよ笑えよ”みたいな」「それはズルいよ」と、千鳥が笑わせようとしたと言い張るが、白桃ピーチよぴぴは「変なこと言ってます」と永野にズバリ反論。永野と白桃ピーチよぴぴの白熱するやりとりに笑ってしまう千鳥だった。

また、永野は千鳥が「よくできたコント」と評価したサスペンダーズを「正直君ら流行んねえって」と酷評し、昨年大晦日に放送されたバラエティ番組『おもしろ荘』で準決勝したリンダカラー∞のDenさんについては「心配だから言うの」ととある懸念を明かして、永野のまさかの見解に千鳥が爆笑するシーンも。

番組ではさらに、高級時計を持つ芸能人が旅人となり、途中下車した街を高級時計とともに散策するロケ企画「きらり高級時計途中下車の旅」も放送。
お笑いコンビ・マヂカルラブリーの村上が旅人として登場した街ブラロケでは、ノブが「最悪の行為」とドン引きする村上さんの素顔が明らかになった。

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