趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第103回が27日(火)に放送された。タナケン(生瀬勝久)の入院、トミ(小雪)の死とショッキングな出来事が続く中、「買い物ブギ―」の伏線にも注目が集まった、

【写真】タナケンとスズ子、ほか『ブギウギ』第103回場面カット【5点】

タナケンが入院したと聞いたスズ子(趣里)は、山下(近藤芳正)と共に見舞いに行くことに。
タナケンは」右足の古傷が悪化し、立っているのも辛い状況なのだという。少し休んだら舞台に戻ると話すタナケンに、スズ子は「今はゆっくり治した方がよろしい」と伝えるが、タナケンは「舞台から離れている間に僕は忘れ去られてしまうかもしれない」と不安を吐露したのだった。

しばらくしてスズ子は、新曲の相談をしに羽鳥善一(草彅剛)の元を訪ねる。スズ子が「ムーンライトブギ」「サンシャインブギ」などブギシリーズの提案をするも、善一は「ネタ切れだ」と困った様子。どうしようかと頭を抱えていたところ、スズ子が持っていた買い物かごに目を付ける。何かがひらめいた善一は、急いで五線譜に向き合い、筆を走らせた。

大野晶子(木野花)に頼まれた買い物を済ませ、帰宅したスズ子。すると、玄関には山下の靴があった。何事か、と声をかけると、山下は神妙な顔つきで「お伝えしたいことがあります」と一言。続けて、「トミ社長が亡くなられました」と伝えた。死因は愛助と同じ肺結核だという。スズ子は愛子を連れ、葬儀に出席することを決める。


怒涛の展開となった第103回の放送後、SNSでは「一気にいろいろなことが押し寄せてきた。続く時は続くのだな」「不穏要素多めですが、所々に買い物ブギーの元ネタというか伏線がはられてるね」「展開の散りばめた方が優しくて小粋でズキズキワクワクしっぱなしだよ」など様々な声が寄せられていた。

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