NHKからフリーに転身した和久田麻由子アナ(37)がMCを務める「追跡取材 news LOG」(日本テレビ系)の視聴率が伸びない。今月16日の放送でも世帯3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。

以下同)と低かった。


「初回の3.8%から1カ月近く経っても、ほとんど変わっていません。だいたい1回目は注目され、その後は落ちていくパターンもありますから、まだ良い方かもしれませんが……。そもそも、日本テレビの土曜午後10時台で報道番組を始めることに無理があったと思います」(テレビ局関係者=以下同)


 裏番組では安住紳一郎三谷幸喜の「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)がオンエアされており、16日の放送でも世帯10.0%と高い数字を誇った。


「TBSでは1991年4月から『ブロードキャスター』、2008年10月から現在まで『情報7daysニュースキャスター』と35年もニュース番組が続いています。『土曜の夜にニュースを見るならTBS』という視聴習慣が根付いている中で、『news LOG』はそれを覆すほどの内容を出さなければなりません」


 日本テレビの土曜午後10時台といえば、「THE夜もヒッパレ」「エンタの神様」「嵐にしやがれ」というバラエティーが数字を取ってきた。その後、ドラマ枠になり、24年4月から今年3月までは有働由美子の「with MUSIC」を放送していた。


「新基軸をつくろうとする日テレの気概は買えますが、『news LOG』が他のニュース番組と差異化できているとは言い難い。16日の放送では、ドジャースの大谷翔平選手を特集していましたが、本人の特別インタビューがあるわけでもなく、肩透かしを食らったと感じた視聴者もいたのでは」


■あの久米宏すら「ニュースステーション」後は苦戦


 和久田アナが数字を持っていれば、視聴率が上がるという見方もあるだろう。


「名前だけで視聴率を取れる著名人は、明石家さんまなど冠番組を持つタレントくらいです。そもそも、数字を持っているアナウンサーは歴史を振り返っても、久米宏などごくわずか。その久米さんも『ぴったし カン・カン』『ザ・ベストテン』『久米宏のTVスクランブル』など企画に恵まれていた」


 その久米も報道番組に革命を起こした「ニュースステーション」を勇退した後、司会を務めた「A」「久米宏のテレビってヤツは!?」などは低視聴率に終わっている。


「『news LOG』の和久田アナは『VTRを見て少し感想を言う』『時間通り進行する』くらいの役割しか与えられていない。最初の頃と比べ、登場場面は増えていますが、今のところアナウンサーなら誰でもできそうな仕事に終始しています。たとえば、生放送でゲストを呼んで話を聞けば、質問力やアドリブ力などアナウンサーとしての実力が試される。そのような機会を与えるべきでしょう。現状の使い方だと、和久田アナを起用した意図が見えてきません」


 単に「美人で人気があるから」という安易な理由でキャスティングしたのだろうか。


 このままでは、日テレも和久田アナも損するだけである。


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 和久田麻由子アナウンサーだが、どうにも活躍で来ていない。関連記事【もっと読む】和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”…では、逸材を生かせない日本テレビの“体質”について伝えている。


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