ヒットソングを連発し、いま最も勢いのあるアイドルグループとして名前が上がる5人組の「M!LK」。


 芸能事務所「スターダストプロモーション」所属の若手アーティスト集団であるEBiDANのメンバーから2014年に結成され、15年にデビュー。

長い下積み期間を経て、25年3月5日リリースの楽曲「イイじゃん」のSNS総再生回数が20億回を突破し、昨年末の紅白歌合戦にも初出場を果たした。


 今年もその勢いは止まらず、2月8日に初の両A面シングル「爆裂愛してる/好きすぎて滅!」を発売。4月27日に配信リリースされた「アイドルパワー」は、同日付のオリコンデイリーストリーミングランキングおよびオリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキングにて堂々の1位を獲得した。


 ファンクラブも急増し、アリーナツアーのチケットも即完売。運営も本人たちも追いつかないレベルで大きくなってるM!LKの歩む過程に、5月31日で活動終了したのような流れを感じると、期待するM!LKファンの声が散見されている。


「SNS時代ならではの短尺で印象に残る楽曲というだけでなく、ヒットの要因として、昔のジャニーズのような王道感のあるアイドルらしさを持ち合わせた衣装や、旧ジャニーズならではの“トンチキソング”と呼ばれる楽曲の世界観を、M!LKが受け継いでいるという指摘もあります」(音楽関係者)


 独特で奇抜な設定や言葉遊びで、聴き手に「なんだこの曲?」と思わせつつ中毒性が高いという特徴を持つトンチキソングは、まさに旧ジャニーズの十八番とも言えるものだった。


 だが、旧ジャニーズの性加害問題が明るみになり、STARTO社になって以降は、所属グループにはK-POPのような楽曲が増え、旧ジャニーズらしい楽曲は減少傾向にある。


「旧ジャニーズ事務所が解体され、STARTO社になってエージェント契約が導入されたことで、グループがそれぞれ自分たちで主体的な選択をできることによってある種損なわれてしまった"ジャニーズらしさ"のニーズをM!LKがうまくすくい上げたとも言えるでしょう。旧ジャニーズファンからも《今のジャニにはいない勢いと、程よいキラキラとトンチキ》とM!LKに昔のジャニーズ感があると評価する声も上がっているほどです」(同前)


 M!LKは、ブレイクまでに10年近くかかった点も嵐と重なるが、共通点はそれだけではない。


 NHK連続テレビ小説「おむすび」や「トリリオンゲーム」(TBS系)などに出演し、俳優としても活躍する佐野勇斗(28)や、体を張ったバラエティーのリアクションにも定評がある塩﨑太智(25)、学習院大学卒業で英検準1級と漢検2級を持つインテリアイドルの曽野舜太(24)など、個性豊かなメンバーがそれぞれのフィールドで活躍したところも嵐と似ている。


 M!LKのブレイクは、ジャニーズ一強の時代が揺らぎ、男性アイドル界の勢力図が大きく変わり始めた証左ともいえそうだ。
  
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 M!LKのメンバー・佐野優斗のインテリぶりが注目を集めている。

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