6月27日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、元・雨上がり決死隊の蛍原徹(56)が以前の相方である宮迫博之(54)の発言を真似てみせた。ネットで話題となっている。
宮迫といえば、霜降り明星・粗品(31)との舌戦が注目を集めたばかり。そのきっかけは粗品が4月、『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で宮迫に対する不快感をあらわにし、「先輩じゃないっすよ、あいつ。もう辞めてんから」と批判したことだった。
この発言を受けて、宮迫はYouTubeで反論。さらに5月28日に開催されたYouTuber・ヒカル(33)のバースデーイベントで「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「お前、『アメトーーク!』みたいな番組、作ったけ?」と粗品を煽ったため、ナインティナインの岡村隆史(53)がラジオで「それ言うてもうたらアカンと思うねん」と苦言を呈すなど物議を醸していた。
そんな宮迫の相方である蛍原は、27日放送の『アメトーーク!』で思わぬ発言をすることに。この日、番組では「あれから5年…激動の同期芸人」と題して、キングコングや南海キャンディーズの山里亮太(47)、NON STYLE、平成ノブシコブシ、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ(44)といったNSC22期生が集結。そのなかで、キングコング・梶原雄太(43)のYouTubeについて触れる場面があった。
’19年、YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破し、芸人引退を回避することができた梶原。「当時って100万人って、結構ハードル高かったんで。『無理や無理や』言われて、炎上とかもしましたけども。無事に行ったんですけども」と前置きし、「ただまぁ、最近で言うたら、粗品とかに噛みつかれたりしますし」と憮然とした表情でコメント。
「おい! 『アメトーーク!』は俺が作ったんやぞ!」
この宮迫を真似たような発言に出演者らは驚きのあまり総立ちとなり、「一番良くないから!」との声が。とろサーモンの久保田が思わず、「もう1回カメラに向かって!!」と興奮気味にお願いすると蛍原は「あいつ悪いな!」と笑っていた。
雨上がり決死隊時代はあまりボケることはなく、『アメトーーク!』でも進行役に徹していた蛍原。ところが今回、物議を醸した宮迫の発言を真似るという大胆な行動に打って出た。その発言は話題となり、ネットでは驚く声がこう上がっている。
《以前の蛍原なら、宮迫の発言を笑いにするようなイメージは無い》
《蛍原さんが元相方ネタでボケるとは意外》
《ほとちゃん、何か解放された感あって面白いよね》
約5年に渡り一人で『アメトーーク!』のMCを続けてきた蛍原。コンビで活動していた頃の振る舞いから、変化を感じる人が多いようだ。
実際、今回の放送中に蛍原も自身の変化を認めていた。キングコング・西野亮廣(43)の本『夢と金』を出演者が誰も読んでいないことが判明し、西野が「ちょっと待ってください。蛍原さん読んでくれました?」と聞くと蛍原は変顔でアンサー。
この返しに、とろサーモンの久保田が「視聴者の一部も思ってますよ!宮迫さんいなくなって、アンタ人格が変わっちまった!」と指摘すると、「変わるやろ、そりゃ!」「オマエもやってみぃ!」と大声で鋭く切り返していた。