菊元百貨店は台北の栄町(現衡陽路一帯)で1932年に開業。日本の実業家、重田栄治が創業した。当時、民間の建物としては最高の高さを誇り、台北のランドマークとして親しまれた。戦後は商業施設などとして利用され、2017年5月に市の歴史建築に登録された。
審議会では、同建物が台湾初の百貨店であり、産業発展や消費形態において時代を超えた意義を持つことや、台湾全土で最も重要な商業のランドマークだったこと、今でも台北市の生活史と密接に関係していること、台湾で初めて一般人が利用できるエレベーターを設置していたことなどの他、米国のエンパイア・ステート・ビルと同様の耐震構造が採用され、1930年代の耐震構造システムの代表作であることなどが同建物の価値として挙げられた。
創業者の子孫を代表して出席した人は、同建物を古跡に指定し、修復・再利用することは台日友好の象徴であり、より多くの人に厚みのある歴史の物語を伝えられると語った。また、北部・新竹県に住む高齢者の男性から、当時、成績優秀者として教員に連れられて菊元百貨店を訪れることになった際、家族が男性のためにスーツや革靴を用意したというエピソードを聞いたと明かし、当時の人にとって、菊元百貨店は単なる商業建築ではなかったことがこの話から見て取れ、台北史を象徴する意味を有していると話した。
地域団体「栄町商圏・城内社区発展協会」の洪明通理事長は、開業から100年を迎える2032年までに修復を終え、再利用が始まることに期待を寄せた。
(楊淑閔/編集:名切千絵)








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