落語家の桂文枝が28日、大阪・ミナミのイエスシアター(なんばグランド花月地下)で開催された「よしもとピン芸人倶楽部シアター」にシークレットゲストとして出演。“第2の明石家さんま”を発掘すべく、吉本興業と掛け合って、この企画をたち上げたといい、「―シアター」のアンバサダーとして、新たなスターを発掘すると意気込んだ。

 この日は吉本新喜劇の島田珠代のほか9人がピン芸を披露した。御年82歳にもかかわらず「NHK(東京放送局)の『演芸図鑑』という番組で対談と落語をやってから飛行機に乗ってきたので(ネタを)見れなくて」と、多忙なレジェンド。9人目の西野(元お笑いコンビ「ハイツ友の会」)だけ舞台袖からのぞくことができたといい、「かわいかったです」と、ネタとは関係ない感想で笑わせた。

 自ら「僕はピン芸人を見る目があるんとちゃうか」と胸を張る。「『ヤングタウン』(現在のMBSラジオ)、『ヤングおー!おー!』(現在のMBSテレビ)をやっていて『いつか辞めて大人の芸人にならなアカン』と思っていた時、(当時の)なんば花月で進行をやっていた(明石家)さんまさんがいた。素人の演芸コーナーをやっていた時に美憂亭さろん(ビューティー・サロン)、今の(桂)文珍さんがいて『君ならスターになれる』と言って引っ張り込んだ」と、後の吉本興業の金看板2人をスターダムにのし上げた実績を回顧した。

 今後は毎月最終月曜日にイエスシアターで「よしもとピン芸人倶楽部シアター」を上演する。「東京でもやりたいし、テレビ、ラジオにもつなげていきたい」と、アンバサダーとして、司会もトークもできるピン芸人をプロデュースしていく意気込みを示していた。次回公演は5月25日。

 この日は登場順に、島田珠代(吉本新喜劇)、やまぐちたけし、清川雄司、岡田直子(吉本新喜劇)、いがわゆり蚊(吉本新喜劇)、真輝志、桂三実、苺ちゃん、西野と、MCの浅越ゴエが出演した。

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